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16. ページ16
大「よかったなあ、Aちゃんと喋れて」
Aちゃんたちと別れたあと、大倉と教室で少しだらだらした後に一緒に帰宅する。
「いや、別にそんなんちゃうわ」
大「もう、なんで今更隠すん(笑)」
校門の近くにある体育館からバスケ部の靴が擦れる音が聞こええる。
大「あ、Aちゃんおるんちゃう？」
「は？なんで」
大「Aちゃんバスケ部やん。
あ、おった。」
遅れて行ったからか、みんなが練習している中コートの周りを走ってる。
なんでお前そんなことしってんねん
とは思ったけど
結んだ髪を揺らしながら走るAちゃんに見とれてしまって
そんなこと言えなかった。
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作者名：Hiyori* | 作成日時：2016年8月7日 20時
