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優しい4 ページ8

朴「大丈夫だってば!!!!!!」


ぱっくんの大きな声に、その場にいたアルスのメンバーはこっちを見る。



「あ...あの...えっと...」



びっくりした。言葉が出てこなかった。初めてぱっくんに否定された気がした。



奏「A...泣かないでください。」

「...えっ...」

私はなぜか涙が止まらなかった。



タ「ウィトっちそれはないよ!せっかくAちゃんが心配してくれてるのに!」

朴「あ、あの、A先輩...」

「ご、ごめんねぱっくん。こんなに何回も聞かれたらうるさいよね。ごめん。ごめんね。」

朴「そんな、今のは僕が悪かったです。A先輩ごめんなさい...。」

「...ううん。ごめんね。しつこく聞いちゃった。ごめんね。」

ケ「朴、ちょっと向こうで頭冷やしてこい。あとA、ほら泣くな。また癖のごめんが入ってるぞ。」

「あ...ごめん...。」

奏「また入ってますよ。」

私はすぐに泣いてしまう泣き虫で、泣くとごめんという発言が多くなる。



朴「僕ちょっとトイレ行ってきます...。」

ア「あ、朴!」

奏「アキラ、今は1人にしておきましょう。朴もその方がいいと思います。」

ア「おう...。」



ここで撮影は、一旦中止になった。

ーーーーーーーーーーーーーーー

奏「落ち着きましたか?」

「...うん。ありがとう。ごめんね。」

タ「Aちゃんてばまた謝ってる!」

「あ...ごめんなさ「もういいですよ。」...うん。」



ガチャ

あ、ぱっくん帰ってきた。

「...あの、ぱっくんさっきは「すいませんでした!」...え...」

朴「...僕、自分がお腹痛いからって、撮影遅らせたくなかったんです。自分の都合で、みんなに迷惑をかけたくなかったんです。...でも、余計みんなに迷惑かけちゃって...A先輩にも嫌な態度とったし...心配してくれてたのに...怒ってますよね。本当にごめんなさい!」

ぱっくんは頭をさげた。



「ぱっくん顔上げて?私怒ってないよ?むしろ、今それだけ話せる元気があって、私嬉しい!だから残りの撮影...その元気さで、頑張ろ?」

朴「え...怒ってないんですか...?みんなの時間、僕がとっちゃったのに...。」

「うん。怒ってないよ。」

朴「でも...「そうやって謝ってる方が、みんなの時間をとってると思いませんか?」え...」

「って、奏なら言うと思うな(o^^o)ね!奏!」

奏「今のおれの真似だったんですか?」

「え、似てたよね?」

ア「お前泉の前でそれやるとか勇気あるな。笑」

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ふっぴー(プロフ) - ねこさん» リクエスト、ありがとうございました!すごくおもしろかったです!!!! (2016年5月4日 23時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - パート1お疲れ様でした。読んでいてとっても楽しかったです。パート2も読みたいです!お願いします! (2016年5月2日 0時) (レス) id: f926c2767e (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - ふっぴーさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみますね! (2016年4月27日 15時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)
ふっぴー(プロフ) - リクエストいいですか?あの、先生とタツキ先輩が夢主ちゃんを奪い合うっていう感じのものをお願いできますか? (2016年4月26日 22時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - さくらさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみます! (2016年4月26日 0時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ | 作成日時:2016年3月19日 15時

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