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どえす3 ページ20

〜奏視点〜

奏「...怖かったんですよね?怖かったから、おれの部屋にきたんですよね...?」

「え...うん。」

奏「なら...その怖いことを忘れられるぐらい...おれと楽しいこと、しましょうか。」

「え...?奏...?」

奏「こんな夜中に1人で...しかも部屋着で、泣きながら...男の部屋にくるってことは...そういうこと、ですよね?」

「えっ、えっ、」

奏「Aにはわからないかもしれないけど...そういうことだから。」

「そういうこと...?」

奏「残念だけど、今のAに拒否権はないから。」

「えっ」




なんだか今はAに意地悪したい気分だ。

こんな気持ちになったのは初めてではないが、行動に移したのは初めてだ。



奏「A...手、出して?」

「手...?はい。」

素直なAは何も疑いもせずおれに手を差し出す。

奏「はい。じゃあ...手錠ね?」

「て...手錠...!?な、何でそんなもの奏が持ってるの...?」



あれ、そういえば何でおれこんな物持ってるんだろう。

奏「まぁまぁ。いいじゃん。」

「...なんか奏、変だよ...!いつもの敬語はどこいったの...!」




いろいろAが何か言ってるけど、おれは無視する。



奏「なんか、A、可愛いな。」

「えっえっ///」

奏「ほら、そうやって照れてるところとか。」

「なっ///」



照れてる。本当、可愛いな。

こんなに可愛いとね。

やっぱ、おれにも理性ってものがあるから。



奏「ねぇ、Aって...」

「...なに?」

奏「キスしたことある?」

「え...!?な、ない...けど...///」

奏「ふーん。じゃあ、おれが今から初めてを奪うわけだ。」

「えっ、///そ、奏...!やっぱおかしい!どうしたの!なんか今の奏...なんていうか...どえす!奏どえすだよ...!」



え?Aは何を言ってるんだ?

俺がドS?そんなこと...









当たり前だ。

いつも通りじゃないか。



「奏やっぱおかしいって!どうしたの...!」

奏「Aさぁ、今おれにそんなこと言っていいの?...お仕置きだよ?」

「えっ、ちょっと待って...!そ、奏!奏ってば...!ちょ、あっ...///」

今日は楽しい夜になりそうだな。









ハッ



時計を見ると今は夜中2時。

...ゆ、夢?


な...夢にしてもなんであんな夢なんだ...。

なんか...リアルだったし...///




とりあえず、今は忘れて、もう一度寝よう。

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ふっぴー(プロフ) - ねこさん» リクエスト、ありがとうございました!すごくおもしろかったです!!!! (2016年5月4日 23時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - パート1お疲れ様でした。読んでいてとっても楽しかったです。パート2も読みたいです!お願いします! (2016年5月2日 0時) (レス) id: f926c2767e (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - ふっぴーさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみますね! (2016年4月27日 15時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)
ふっぴー(プロフ) - リクエストいいですか?あの、先生とタツキ先輩が夢主ちゃんを奪い合うっていう感じのものをお願いできますか? (2016年4月26日 22時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - さくらさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみます! (2016年4月26日 0時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ | 作成日時:2016年3月19日 15時

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