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怖い ページ2

〜奏視点〜


今日は、なぜか先生が持っていたホラー映画のDVDを見ることになり、みんなでおれの部屋に集まっています。


奏「それにしてもなぜおれの部屋なんですか。」

「いいじゃんいいじゃん!奏の部屋が1番片付いてるし!」

奏「まぁいいですが。」



見るのはいいのですが、このメンバーって、ホラーが苦手な人ばかりですよね?

特にAとタツキ先輩。



映画見てる途中に泣き叫ばれても困るんですが。大丈夫ですかね。



そして先生がDVDを再生する。

ア「怖そーだな!」

朴「ですね!アキラ先輩!」

ケ「お前ら全然怖いと思ってねーだろw」

朴「えー思ってますよぅ!」


よく見たらAが震えている。
小動物のようで可愛いだなんて、おれは思ってませんからね。

奏「A、震えてますけど大丈夫ですか?まだ始まってもいませんよ?」

「えええ?だだだ大丈夫だよ??」

奏「とても大丈夫そうには見えませんけど。ねぇ、タツキ先輩。」

タ「え?う、うんそうだね。大丈夫だよAちゃん!ぼくが、せ、先輩がいるからね!」



タツキ先輩...



奏「コンちゃんで顔隠してテレビが見えないようにしてる人が言っても、不安でしかありませんね。」

タ「だって怖いんだもん〜ねぇコンちゃぁん!!」



まったく情けないですね。たかが映画じゃないですか。

それに、全て作り話ですし。どこが怖いのかおれにはよくわかりませんね。



「奏は、怖くないの?」

Aが涙目で聞いてきた。

奏「怖くないですよ。映画なんて、作り物ですからね。」

「そっかぁ。奏は強いね。私怖くて怖くて...」



...仕方ないですね。



奏「...もし、怖くなったら、言ってください。手をつなぐくらいならいいですよ。」

「本当?」

奏「...今日だけですからね。今日は、おれが、守ってあげます。」



おれは他のメンバーには聞こえないように静かに伝えた。



「ありがとう!じゃあ手、つなご?」



...え?

奏「...怖くなったらっておれ言いましたよね?笑」

「だってもう今すでに怖いんだもん(>_<)」





そっ


「!」



おれは、みんなには見えないように、後ろで手をつないだ。



「ありがと!(ニコッ」





奏「先生、早くしましょう。電気消しますね。」

先生「ん?ああ、泉ありがとう。よーしじゃあ再生するぞー!」



おれは少し赤くなった顔を見られないようにすぐ電気を消した。

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ふっぴー(プロフ) - ねこさん» リクエスト、ありがとうございました!すごくおもしろかったです!!!! (2016年5月4日 23時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - パート1お疲れ様でした。読んでいてとっても楽しかったです。パート2も読みたいです!お願いします! (2016年5月2日 0時) (レス) id: f926c2767e (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - ふっぴーさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみますね! (2016年4月27日 15時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)
ふっぴー(プロフ) - リクエストいいですか?あの、先生とタツキ先輩が夢主ちゃんを奪い合うっていう感じのものをお願いできますか? (2016年4月26日 22時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - さくらさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみます! (2016年4月26日 0時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ | 作成日時:2016年3月19日 15時

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