私立九瓏ノ 主学園に編入しました(続

51ばーん！アキラside ページ6

アキラside


この前俺のクラスメイトの愛梨がアルスのマネージャーになった。

実際俺は愛梨のことがAの次に好きだから嬉しかったんだ。

って言ってもやっぱり俺はAが好きだ。
誰よりも俺が一番Aのことを好きに思ってるに違いない。

2年になってからAが編入してきたんだっけなぁ？
今思うと始業式から俺とAは隣の席…
なにか縁を感じるなぁ





"これって運命なのか…？"





そうだったらいいけどなぁ…

まぁそんなことは忘れて愛梨も入ってきてくれたしこれからますます部活が良くなっていくんだろーな…



そういや愛梨はもともとアルスが好きだって言ってたけど誰推しなんだっけな…
今思うと知らねーな。
本人には聞けないし、Aに聞いてみっか！






アキラ「おーい！Aーー！」

A「ん？なに？」

アキラ「ねぇ！愛梨ってもともとアルスの事が好きだったよな！？」

A「う、うん…そうだけど！？」

アキラ「じゃあさ、愛梨が誰推しか知ってる？」

A「ええっと…これって私が言ってもいいのかなぁ…」

アキラ「あ、ダメだったか？」

A「うーん…じゃあ誰にも言わないでね。あと…アキラにはごめんw」

アキラ「あぁもちろん。ごめんってなんだよw」

A「愛梨の推しは…タツキ先輩だよ」





この時俺は少し残念がった。

俺はAのことが1番好きだけど愛梨のことも好きなんだ…

まぁAの推しを聞いたわけではないし…




アキラ「おぉ…たつきっくかぁ…」

A「うん…あ、なんかごめんね」

アキラ「いやいや、俺から聞いたんだし…ありがとな」

A「うん。あ！私ケント先生に呼ばれてるんだった！ごめんばいばーい」

アキラ「じゃあな〜」




無難にその場を乗り切ったつもりだった。

でも俺はどこか悲しい顔が出ていたのか、Aまでそんな顔をしていた…

まぁ愛梨がどうであろうと俺はAのことが好きだから。

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