流星の絆III

・重岡side ページ15

気きかせて2人だけにしてくれたんはええけど、


俺は何も言えず、ただAの手を握るだけ。


Aからは見えへん方で。



A「なぁ、大毅。」


「ん？」


A「…ごめんっ」


せきをきったように泣き出したA。



「なんでお前が謝んねん。謝んのは＿＿A「大毅はなんも悪くない、悪いんは大毅の言う通りに病院行かへんかったうちやから、大毅泣かせたんうちやから、、みんなにも無理して笑わせてるんわかってるし、うちの我儘で続けさせてもらえるんもわかってる。だから、ごめんなっごめん。。」」


一気にまくしたてたA。


いつだって他人主義で、人一倍我慢強くて、


人一倍努力してきたA。



でもその裏には

アンチで傷ついた過去や、世間体に揉みくちゃにされて、夢を諦めざるを得なかったこと、seasonメンバーとの別れ。


人の倍以上苦しかったんやないかって思う。


今やって、



もっと周りに当たっていいんちゃう？



もっと涙みせてええんちゃう？



自分のために泣いてもええんちゃう？



A「っ、わかんねん。大毅が見えへんでもわかる。泣いてるんやろ？ごめんなぁ、、」



「泣いてへんよ。」



A「嘘や。」



「おん、嘘や。」



A「…やっぱり。」



「…でも、Aが泣き止まへんかったら俺も笑えへんわ。」



「俺らはな、Aが笑えば笑えんねん。Aが泣くときは一緒に泣く。辛い時は辛いのもろたる。やから、もっと、頼って。」



俺に責任があることは、変わらない。



でも、Aが1番責任背負ってる。



もう少しだけ、分けて欲しい。



だってなんのために８人でやってんのかわからへんから。





A「大毅〜！！カッコつけたな！！」



「うっ、うっさいわ///」



A「こっぱずかしいなぁ(ニヤニヤ」



「うるさいっニヤニヤすんな！！」




神山「、よかったわ。」


流星「せやな。」


望「しげ落ち込むと面倒いからな笑」



神様。

もしいるのならば約束します。


どんなに辛くても、苦しくても、彼女のそばに居続けます。


だから、これからも、8人でやっていかせてください。



A「大毅？」



「ん？」



A「ありがとな。」



「べーつに？笑笑」

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