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「ごめん!待った?」
神山「いや、俺も今来たところやから。」
待ち合わせの時にいつも言うセリフ。
優しいんやなー。
「で?どこ行くん?」
神山「服買いに行く。」
「服?」
神山「おん。」
「はあ…?」
神山「A最近服買ってへんやろ?」
「え。?」
神山「1年前と服変わってないし。」
「へ?」
神山「クローゼット漁ってない証拠や笑」
「ええー!?」
神山「なんやねん笑」
そんなとこ見てたの!?
いやー、さすがは智洋さん。伊達に幼馴染してないですわ。笑
「…ここ?」
神山「おん。ここ。」
連れてこられたのはすっごく派手なお店。
いかにもともが好きそうな店。
「こんな感じの服は…わたしねー着ないんですよねー。。。」
神山「だいじょぶ。俺が選んだる。」
30分後…
「…どうですか。」
神山「…ええやん。」
「マジで?」
着たのはともが選んでくれたスカジャンみたいなやつ。
どっちかというと清楚な感じやったりちゃちゃっと着れるタイプが多い私にはなんかムズムズする。
神山「次これっ!」
「えー。」
もっと派手なの来たー。
….…
「どう…?」
神山「こっちもええ!」
いやいや、あなただけですよ。ノリノリなの。
神山「んー。どっちかな、どっちもええなー。」
神山「よしっ!どっちもや!」
「え!?」
神山「俺が奢ったる!!!」
「ごちになりまーす!」
奢ってくれるんやったらいいや♪
神山「…ぅう。」
「どうしたー?」
神山「お財布事情が…」
「お疲れさまでーす!」
そんなこんなで終わった買い物デート。
あ。ついでにペアリングも買いました!
それぞれの右の人差し指には光る指輪。
神山「おっし!仕事頑張る!」
「おっし!!」
明日の仕事、この服着よ笑笑
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作者名:西嵐 | 作成日時:2017年1月3日 17時