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卒業式 ページ14

今日はな、大学の卒業式。

弥生「A〜これからもずっと友達でいてな?有名になってもな?」

「うんうん。いつかAスタジオのやつ出てもらえるように頑張るわ!」

弥生「ほんま!?出たいわ!」

別れを惜しんでたんちゃうんかい(笑)

弥生ちゃんも無事一般企業に就職が決まったらしい。みんなも聞いたことある大手企業やで?

弥生「Aもどんどん有名になってくんやろなぁ・・・」

「そんなんまだわからへんし。そうなるように頑張るけど。」

弥生「ちゃんと頼るんやで?」

「・・・うん。」

苦しい時期に唯一連絡をとってる親友やからこそ素直に聞き入れられる。

弥生「うちでよかったらいつでも電話し?」

「ありがとな。今も昔も。」

弥生「ほんまやん(笑)うちおらんかったらA死んでるで?」

「真面目におらんかった感あるもんね(笑)」

弥生「うちが死にかけとってもちゃんと救ってな?」

「当たり前やん。その前に死なんといて(笑)」

そんな冗談言ってる間にも別れる時間は刻々と近づいてる。

あんまり仲いい友達はおらんかったけど、応援してくれてる人とかにお礼言って、思い出とか話してたらもう夕方。

夜から仕事入ってるから食事会とかには参加できん。やから、これが最後やん。

‘キャーーーーー’

しげ「あっおったで!Aーーー!」

流星「おーい!ここここ!」

淳太「A着物やん!」

濱田「なんか感動するわ〜泣」

照史「おんっ・・グスッ・・」

神山「照史君はやない!?」

望「あかん。ギャップ萌えってやつや。」

「ええっ!?」

今日みんな仕事やったんやないん!?1名は置いといてめっちゃうれしい!


「仕事は?」

濱田「巻いてきた。」

流星「頑張ったわ。」

「うそぉ・・・」

しげ「A泣いてる!?うひょーーレアやレア!」

「涙引っ込んだ。・・でも嬉しいわ。」

神山「んふふ。かわええよ。A。おめでとう。」

望「卒業おめでとう。」

淳太「おめでとさん。学生卒業やな。」

照史「夜はちゃんこやったるで!!」

しげ「おーめでっとさんっ」

流星「着物もええな〜」

濱田「あかん。泣けるわーー」

「ありがとう。でもちょっとでよっか。」

周りには人がたくさん。きゃーきゃーいってるし、教授も大変そうだし。

淳太「みんなも!卒業おめでとう!」

‘キャーーーーー!!!!!!’

うれしいほんまに。来てくれると思ってなかったもん。

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作者名:西嵐 | 作成日時:2017年1月3日 17時

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