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｢私が2人を呼んだの｣
人2はせつなとほたるの傍に寄る。
｢確かなことはまだ分かりません。でも‥｣
｢何か闇の様なモノが迫ってきているのです｣
｢白い月と、輝く太陽を覆う暗黒な影‥｣
｢金色と橙色の髪に‥｣
｢邪な思いが迫ってくる‥｣
意味が分からないちびうさはまことに疑問を投げかける。
｢‥どういうこと？｣
｢誰かがセーラームーンとセーラーサンにヤキモチを焼いて、
悪さを働くっていうことさ｣
｢分かっているのは、
何かが始まろうとしているということです。
そして、同時に何かが終わろうとしていて、
全ては変わり、目覚めて、
そして破滅への道を歩き始めていく｣
｢いよいよ闇が近付いてきた事を察知したほたるは、
とうとうセーラーサターンとして目覚めたのです｣
｢闇が‥‥。じゃあ、私が
エターナルセーラームーンになったのも、その為？｣
｢あの流星雨の夜、
この街中の鏡に闇が入り込むビジョンに突然襲われて、
私は恐怖に震えました。
そして、私は自分が今何をするべきなのかを感じたのです｣
｢じゃあ、うちの御神体の鏡がおかしかったのも‥｣
｢現代の奇病というのも‥｣
｢多分、鏡の中に潜んでいる闇のパワーのせいだと思います｣
｢不用意に鏡を見つめてはなりません。
闇のパワーに囚われてしまいます｣
｢じゃあ、まもちゃんも鏡の中の闇のパワーに
囚われているっていうの？
さっき、まもちゃん家の鏡に何か黒い影が映ってた‥。
それに、この間私が部屋に居た時に
何かおかしな気配がしてた。あれは‥｣
｢衛さんに影が迫っている‥。
みちるの
私の太陽の加護でも闇の影を察知した。
はるかとみちるには先に行ってもらっているわ。
私達もすぐに衛さんの所へ。急いで‥｣
｢まもちゃん‥｣
｢スペース・ソード・ブラスター！｣
衛の自宅マンション前には鏡の人型をした敵と戦う
ウラヌスとネプチューンがいた。
｢私、今日はつくづく思うわ｣
｢何を？｣
｢今度ばかりは私の勘も外れていて欲しかったって｣
｢そ？退屈な時間を持て余しているより、
ずっと良いと思うけど？｣
｢まぁ、私といるのは退屈だって言いたいの？
サブマリン・リフレクション！｣
倒してもまた現れる敵。
｢キリがないわ‥｣
｢デッド・スクリーム｣
｢フレーム・アロー！｣
プルートとサンの攻撃が飛んできて敵が散る。
｢ウラヌス！ネプチューン！｣
セーラームーン達がやっと衛の家へと辿り着く。
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作者名：歩 | 作成日時：2023年5月6日 4時
