山風ｸﾘﾆｯｸ５！ (ページ15)

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和「お口の中気持ち悪かったら、ここにぺーってしていいからね？」

『・・・頷』

和「出血止まるまで目つぶってていいですよ？鼻苦しいし、口の中気持ち悪いだろうから、寝られないだろうけど；」

『せんせ・・・おこってた？涙』

和「ん？どうして？」

『だって・・・こぁかった・・・涙』

和「先生ね、Aちゃんのことが心配だったんじゃないかな？」

『ん・・・』

和「どうして一人でここにいたの？」

『・・・・・・・・。』

和「んふふｗ翔先生には内緒にしてあげますから。」

『だって・・・けん、さ・・・マルク、でしょ？涙』

和「今日、検査だと思った？」

『熱もないし、点滴もないのに、院内学級休めって・・・それしか考えられないもん・・・』

和「Aちゃんにはごまかし効きませんね～；笑」

『これだけ長いこと入院してたら、ね・・・涙』

和「よけい怖い思いさせちゃいましたね。ごめんなさい撫」

和也が優しく頭をなでていると、安心しきったように身をゆだねて目を閉じたA。

そりゃこれだけ毎日病気と闘ってたら、抜け出したり逃げ出したくなる時もありますよね？

まぁ、検査が嫌で逃げ出したって知ったら、間違いなく翔先生の雷が落ちることになるでしょうから・・・
ここは私がうまくフォローしておきましょう。

結局２時間ほど鼻出血が止まることはなく、予定されていたマルクは延期となった。
今度の検査のときは、検査の前にちゃんと不安を取り除いてあげなきゃね。

fin.

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莉沙ｻﾏ
ﾘｸｴｽﾄありがとうございます！

結局検査しないのかよってゆーね←
なんか最近グダグダだなぁ・・・