Vol.158 るなside ページ8
やばい多分小説とあの映画と夢と、
3点セットで相当怖かったわ。笑
もう金輪際ホラーは見ない!笑
きみくんは布団に入って、不安そうにしてた。
る｢怖い夢見た…笑｣
裕｢夢に出てきたんか笑｣
夢の内容とか、全部話したらきみくんは
わたしを抱きしめながら、めっちゃ笑ってた。
この歳で泣くとかやばくね。
恥ずかしすぎるんですけど。笑
る｢そんな笑わなくてよくね!?｣
裕｢可愛すぎんねんもん笑｣
る｢可愛くねぇわあほー!｣
さっきの足音もトイレから戻ってくるきみくんで
ドアを開けたのもきみくん。笑
なんだきみくんでほんとに良かったわ。
裕｢そない苦手なのに、なんでホラー小説読んでんねん笑｣
る｢気になるんだもん笑もう金輪際見ない笑｣
裕｢俺がホラー映画の主演やったら?笑｣
る｢…それは見る｣
裕｢見るんかい笑｣
わたしはいつの間にかきみくんの
腕の中にいた。
裕｢安心するやろ｣
る｢する｣
裕｢こうしたままにしとくから。もう怖くないで｣
る｢ありがと｣
裕｢にしてもすばる何やっとんねん。しばいたるわ｣
る｢夢だからね笑許してあげて笑｣
裕｢せやけど、すばる消えたせいで、余計怖かったんやろ?｣
る｢それはある笑｣
裕｢俺やったらずっとるなのそばにおるんやけど｣
そう言ってそっと頭を撫でるきみくん。
あぁぁもう、なんでそんなにかっこいいんだ!
さっきからきゅんきゅんさせすぎだろ。←
裕｢ちゃんとるなのこと守れっちゅーねん。俺やったらずっと守るで｣
る｢そんなかっこよすぎなこと、わたしに言うのは勿体ないよ笑｣
裕｢なんでやねん笑るなは世界で1番守りたい奴やもん、当たり前やろ笑｣
もうきみくんがかっこよすぎて、また泣きそう。笑
もう恥ずいので、きみくんの胸に顔を埋めた。
涙止まるまでこうだ!←
裕｢るな〜、顔上げてや〜｣
る｢嫌です｣
裕｢なんでやねん笑現実でもいっぱい呼んでや、きみくんって笑｣
る｢やだやだ恥ず過ぎてしぬ｣
裕｢はよ言いや?笑｣
る｢嫌でーす｣
裕｢ほなもっと怖いホラー映画、明日借りてこよ笑｣
る｢やだよ!｣
思わず顔上げてしまったわ。笑
楽しそうにニコニコしてるきみくんと
目が合った。あーあ泣いてるのバレた。笑
裕｢何泣いとるん笑意地悪しすぎたか。ごめんな｣
る｢明日きゅうりの漬物食べさせるからね｣
裕｢ほんまごめんって!｣
きみくんがかっこよすぎてなんて、
照れくさいので言えません。笑
きゅうりを必死で嫌がる可愛いきみくん
さっきのギャップに、萌え死にます。←
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作者名：あらしちゃん | 作成日時：2020年2月18日 22時
