Love so sweet 【You.Y】第4章 (ページ38)

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Vol.188 信五side ページ38

りんちゃんが楽屋を出てったあとは、
いつものエイトの楽屋やった。
よこもまるのギャグにめっさ笑って、
亮とバナナジュース飲んで、すばるが
いかがわしい本見せたら、要らんわ言うて。笑
すばるもなんちゅーもんを、楽屋に
持ってきてんねん!笑

この局での仕事が終わったあとは、新曲の
MV撮影。ソロシーン撮影でよこがおらんくて
楽屋は6人しかおらんかった。
忠｢横山くん変やなかった?｣
隆｢俺も思ったわ｣
亮｢おかしいやんな。やっぱ｣
す｢みんなも思てたん?｣
思てたこと、みんな同じやったんか。
俺もよこおかしいて思てた。

忠｢りんちゃんとおるとき、あからさまに嫌そうやし｣
隆｢るなちゃんの時と全然ちゃう｣
す｢るなの事はあんなに可愛ええ可愛ええ言うてたのに｣
亮｢なんか、しんどそうやったよな。顔色悪いし｣
信｢最近ずっと顔色悪いよな。ヒルナンデスでも辛そうやし｣

よこはヒルナンデス大好きや。
美味しいもん食べれるしな。笑
でも最近はりんにボディタッチされまくってて
笑てるけどどこか嫌そうにしてんねん。
今日もそうや。全然幸せそうに見えへんねん。
るなの時は、るなが断ってんけど、よこから
楽屋来るか誘ってたから、楽屋に彼女がおるのは
嫌やないと思うねん。
りんの時はめっちゃくちゃ嫌そうやったけど。

隆｢裕ちん、ほんまに幸せなんかな｣
亮｢どう見ても幸せに見えへん｣
す｢普通に彼女に向かって、どこが可愛ええん?なんて言わへんよな笑｣
あのよこは、すまんけど吹いてもうた。
自分の彼女に向かって、そんなん言うか!?笑
まると大倉と亮も思い出して、笑てた。
よこが戻ってきて、すばるが入れ替わりに
ソロシーンの撮影に行った。

忠｢横山くん｣
裕｢おう大倉。どした?｣
忠｢りんちゃんと付き合うてて、ほんまに幸せなん?｣
裕｢…っ幸せやよ｣
よこは最初は暗い顔になって、無理矢理
笑顔になった。
忠｢ほんまに?幸せそうに見えへんけど｣
裕｢楽屋にまでこられて嫌やっただけやで笑ほんまは幸せやねん笑｣

よこは心配そうに見つめる大倉亮まるを気にせずに
ドラクエをやり始めた。
よこ。お前は何年一緒におるとと思ってんねん。
よこがしんどそうなのも、辛そうなのも
見てたらわかるんやぞ。隠しても無駄やねん。
隆｢裕ちん、ほんまのこと言うてや。りんちゃんのこと嫌なんちゃうん?｣
章｢まる、本人が幸せや言うてるんやから、ええやろ｣

そう言って楽屋を出てったやすの顔は
少しだけ戸惑っとるように見えた。