55話/記者会見 二宮side ページ15
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記者会見では、俺の発言は一切無かった。
そのかわり、Aは記者からの質問全てに丁寧な対応をとっていた。
記者 ｢今回の事故の責任は誰が負うのですか？｣
その質問には、腹が立った。
そもそも誰が悪いとかそういうのではなく、これから気をつけていけばいい話で、責任などそんなものは負う必要がないと思ったから。
Aは、席を立ち深々と下げてから、一言発した。
A ｢事故の責任は、私が取らせていただきます。｣
俺は記者会見という場を忘れ、反論してしまった。
二宮 ｢Aが負うってどういうことだよ？！
ジャニーさんにそう言われたのかよ！！｣
リアルタイムにより生放送の記者会見での発言は撤回することが出来ない。
それでも俺は引き下がらなかった。
A ｢言われてません。私の自己判断です。｣
二宮 ｢ならその必要は無い。
Aが居なければ、俺は今ここに居ない。
そんなことわかってんだろ？！
ちゃんと話せよ、あの日のこと。
俺が櫓の下敷きになってそのまま死ぬところだったってことを！！！｣
俺の発言に記者は食いつき、質問ラッシュが始まった。
記者 ｢死ぬところだったとはどういうことでしょうか？｣
記者 ｢マネージャーさんが居なければとは？｣
二宮 ｢俺自身が、一つ一つご説明します。｣
後で誰に怒られようとも、Aが責任をとって辞めてしまうのだけは避けたかった。
それほどAが好きだったから。
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MAIKA(プロフ) - 続きが気になります！続きお願いします！ (2017年12月12日 13時) (
レス) id: 1eca5a29ec (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - 奏羽さん» ありがとうございます。私のペースで頑張らせて頂きます。 (2017年11月17日 23時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
奏羽(プロフ) - 面白いです。これからも頑張ってください (2017年11月17日 19時) (レス) id: 5b2478328b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀華 | 作成日時：2017年11月8日 19時
