14話/癖 ページ15
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倒れた彼女のお腹から出血を見た時、瞬間的に駆け寄っていた。
A ｢
お腹のどの辺痛みますか？｣
なるべく大きな声で、話しかける。
そして昔の癖でつい口にしてしまった。
A ｢エコー！！！
まずは胎児の確認からするよ。
…っと、じゃなくて救急車呼んでください。
それと出来るだけガーゼとか処置できる類のものをお願いします。｣
私の冷静な指示に反応したのは、意外にも二宮さんですぐに救急車を呼ぶため連絡してくれた。
スタッフの方も救護室に走って、処置をするための道具を持ってきてくれるらしい。
二宮 ｢えっと、救急車で…その急に倒れて、お腹から血が…。｣
動揺からか、いつもの落ち着いた雰囲気は一切なくなっていた。
A ｢二宮さん！スピーカーにして下さい。｣
私が言うと、すぐにスピーカーにして電話をこちら側に向けてくれた。
A ｢妊娠約15週程度の女性です。
腹部からの出血が見られます。
このまま救急車をまでば、母子ともに命が危険です。
こちらには満足のいく機械がありません。
エコーがあればまだ可能性は…。｣
スタッフ ｢エコーあります！！！｣
A ｢ありがとうございます。
これは……。
これ以上待てませんが、救急車はどうなりますか？｣
救急隊 ｢恐らくそちらにはあと15分ほどはかかります。
その間の処置ですが、医師がいなければ出来ませんね。
こちらから指示を出しますから従って、できませんか？｣
私は迷わず言った。
A ｢指示は必要ないです。
私が処置をします。救急の方は、現場に着き次第すぐに翔北救命センターへの搬送をお願いします。
翔北救命センターには、
救急隊 ｢わ、分かりました。｣
そのまま救急車を待ちつつ、処置を始めるために道具に向き直った。
するとそこに、駆け込んできた女性が1人。
看護師 ｢この局に勤めています、
どういう状態ですか？｣
A ｢
この場でやりますけど、いいですか？｣
その言葉にその場にいる人誰もが息をのんだ。
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嵐しゃん(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします (2017年11月5日 10時) (
レス) id: f719db8d4b (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - 森内 みさきさん» コメントありがとうございます。藍沢先生、もしくは櫻井さんですね。了解致しました。よろしければ最後まで読んでいただけたら有難いです。 (2017年11月4日 23時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - 白猫さん» 初めまして。コメントありがとうございます。更新頻度は、多くないですがどうぞこれからもよろしくお願いしますお願いします。藍沢先生ですね、了解致しました。 (2017年11月4日 23時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - 嵐しゃんさん» 二宮さんですね、了解致しました！これからもよろしくお願いします。 (2017年11月4日 23時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
麻里(プロフ) - あさん» ありがとうございます。藍沢先生の希望ですね！！ (2017年11月4日 23時) (レス) id: e0df6ff759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀華 | 作成日時：2017年10月3日 7時
