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「え！？」
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思わず大声が出たのは、さっきまで３人で夜ご飯を食べてたはずなのに気が付けば櫻井さんの車の中だったから
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驚いたのは決して櫻井さんが隣に居たからではない。
こんなこと言うと会社、いや、世界中の女子に殺されそうだけど...
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「うるせぇ。さっきまで寝てただろーが静かにしてろ」
「あ、あの、二宮さんは...？」
「ニノならさっき送った」
「じゃあ今から私の家か。良かった...」
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酔い潰れたからとはいえ(顔だけ)イケメン上司に送ってもらえるなんて！
いけない。また世界中の女子に殺される所だった。
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「あのさ、一応ゆっとくけど。今からお前ん家には行かねぇからな？」
「え、何で...」
「酔っ払ったお前を車まで運んだお礼として俺ん家に来てもらう」
「嫌です！」
「は？お前に拒否権なんてあると思ってんの？そもそも上司と部下。その上俺は酔い潰れたお前を運ん…」
「申し訳ありませんでした」
「よろしい」
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鼻で笑った上に口角を片方だけ意地悪く笑う櫻井さんを全女子に見せてあげたい！
「この人は爽やかジェントルマンの仮面を被ってるだけなんです！」って声高に叫びたい。無理だけど。
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それとも、私を除く全女子はこんな姿もかっこいいとでも言うのだろうか。イケメン恐るべし。
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「櫻井さんって怖い」
「は？そんなのお前しか言わねーわ(笑)」
「きっと二宮さんも言いますよ」
「はいはい。着いたぞ降りろ」
「え、ここって海ですけどまさか櫻井さんう…」
「お前...まさか『櫻井さんは海に住んでるんですか』なんて言わないよな？」
「ゔぅっ...」
「ばーか酔い覚ましだよ」
「あ、ありがとうございます。海なんて久しぶりに見ました」
「そりゃそーだ。まぁまず俺と見てんだし当然綺麗だよな」
「そこまでは言ってないです」
「お前なぁ！」
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散々ふざけて疲れたのか、櫻井さんが砂浜に座り込んだ。
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「櫻井さん」
「なに」
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座り込んだ背中に話しかけてみても、櫻井さんは前を向いたままだった。
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「私、前に言ってた
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振り向いた櫻井さんは、元々大きい目が更に大きくなっていた
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Loli - すごくお話のコンセプトが面白くて、次を読むのが楽しみです！33話から〜が公開されるのはいつなのか決まっているのでしょうか？お忙しいと思いますのでゆっくり、しょうまい様のペースででいいのですが…こんなことを聞いてすみません… (2021年4月18日 20時) (
レス) id: 1b01e77981 (このIDを非表示/違反報告)
しょうまい。(プロフ) - せいこさん» せいこさん初めまして。コメントありがとうございます！リズムを意識して書いているので、そこを褒めて頂けて凄く嬉しいです（ ; ; ）なかなか更新できていませんが、少しずつ続きをアップしていますので、宜しければこれからも読んでいただけると幸いです！ (2019年10月22日 18時) (レス) id: f40ace41f4 (このIDを非表示/違反報告)
せいこ(プロフ) - 突然のコメすみません！３人の絡みがリズム良く面白くて読み進むうち楽しくなって、続きが読みたいって思いました。続きって読めないんでしょうか？。 (2019年10月22日 9時) (レス) id: 5c6151edd9 (このIDを非表示/違反報告)
しょうまい。(プロフ) - ゆうなさん» ゆうなさんこんばんは。プロフィールにも書いてある通り、パスの配布はしていないんです。すみません… (2017年4月1日 22時) (レス) id: 83848e0453 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - パスワード教えて下さい ！ (2017年4月1日 20時) (レス) id: ec7b9e0306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうまい。 | 作成日時：2016年8月23日 9時
