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しげはカジュアルな格好をしていた。

『何か、いつもと感じちゃうな』

「まあね、花火大会やし」

『あ!もしかして神山くんと来たんか?』

「その予定やったんやけど、都合悪くなっちゃって」

『ドタキャンされたん?』

「ドタキャンって。でもまあ結果そうかな」

『じゃあ1人で来たん?』

「うん、しげも?」

『まあな。暇やったし、ちょっと行ってみるかなあと思って』







ふたりの間に沈黙が訪れる。

この前私が居なくなった時からというもの、しげとの間に謎の違和感を感じるのは私だけ?







「....そしたらさ、一緒に回る?」

『え?』

「私も別に他に別の人と約束してへんし、しげも1人なんやったら....ほら、私を探してくれたお礼もしたいし」

しげは少し悩むような仕草をした後、顔を上げた。

『ええよ、りんごあめでもおごってもらお!信号青なったぞ、はよ行こ!』

「待って待って、私浴衣やから!」








なんや、いつもと変わらんやん。

やっぱ気のせいか。

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設定タグ:ジャニーズWEST , 神山智洋 , 重岡大毅   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あさひ | 作成日時:2018年8月30日 18時

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