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‘何や、みんな結構ええ感じやん〜’
‘この調子でもういっちょいってみよ！
今度は前後でペアなって〜’
次の私のペアの相手は男子。
男子か....
普通に話せる人やったらええな。
‘さっきと同じようにやったらええからな！’
‘ほな、自己紹介タイムPart2スタート！’
�霤沈萓犬寮爾任澆鵑覆�話し出す。
1回目の自己紹介で緊張が解けたのか、
さっきよりもみんなの声が大きくなったような気がした。
ただ、私の所は..........
前にいる男子は先に声を出す気配がない。
え、これ私から話さんといけへんの？
さっきは夏希から話しかけてくれたから会話が続いた。
はあ、人見知りにはきついって。
でもこのままやと1分間気まずいまま過ぎ去るだけ。
「あー、えっと....Aって言います。よろしく」
私が話し掛けるとその男子は少し顔を上げた。
『重岡大毅です、こちらこそよろしく』
その後、また訪れる沈黙。
えー、もうどうしたらいいんよ！
でもとりあえず何か話さんと。
「こ、こ、高校生活楽しみやね」
こういうの慣れへんからちょっと緊張してもうた。
すると、重岡くんは肩を揺らして笑いをこらえようとしていた。
「えーっと....そんなおもろいこと言ったっけ？」
『コッコッコッって、にわとりか！』
そう言うと、はははと声を上げて笑い出した。
「は？」
緊張してもうた私も良くないけど、そんな言い方ある？
『あれ、怒った？ごめんごめん、悪気はないんやで』
「いや、悪気しかないよね？」
『バレたか、てへ』
重岡くんはふざけたように笑いながら舌を出した。
いや、なんなんこの人ほんま。
‘はーい、終わり終わり！
みんなもっと喋りたいの分かるけど終わりー！’
�霤沈萓犬寮爾�救いの声に聞こえた。
面倒くさいタイプの人やったわ。
重岡くんとは同じクラスになりたくない。
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作者名：あさひ | 作成日時：2018年8月30日 18時
