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「パンケーキ、美味しかったねー」
‘ほんまに！てかもうパンケーキブーム過ぎたかな思てたのに全然やったな’
私たちはブラブラしているうちに、テレビで話題のパンケーキ屋さんを見つけた。
割と長い間並んだけど、美味しかったから結果オーライ。
「はあ、お腹いっぱいやわ。この後どうする？」
‘そうやねえ、もう何も食べられへんからなあ。
あ、プリクラとか撮りに行く？’
「いいかも！プリクラ撮るとかJKっぽい笑」
‘そしたらどっかゲームセンター入ろっか’
*
ゲームセンターに入りプリクラを撮る。
「プリクラとか中2ぶりくらいかも」
‘マジか！中学の時は毎月のように撮ってたなあ’
「すご！いい感じのポーズとかあったら教えて」
*
「いやこわ！誰か盛れすぎてわからんやんこれ」
‘最近のプリクラの盛り具合はすごいからね’
「まあでも400円払うんやからこれくらい盛れてもいいよね」
‘そうやねー、いやちょっとお腹空いてきたな’
「え、早ない？笑」
‘プリクラ撮ってカロリー消費したんやわ、何か食べに行けへん？’
「その原理がようわからんけど....笑
いいよ、どっか入ろっか」
ゲームセンターを出て道を歩く。
‘あ、ごめん。あそこのコンビニ入っていい？
ちょっとトイレ行ってくる’
「いいよー、私外で待っとくわ」
‘了解、すぐ行ってくる！’
コンビニの外で夏希を待つ。
とりあえず携帯を開いてメッセージを確認する。
すると、私の前の右側の方に誰かが立ち止まったような気がした。
ふと顔を上げ、私は固まった。
“こんな所で会うなんて、奇遇やね、A”
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作者名：あさひ | 作成日時：2018年8月30日 18時
