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翔「今日はパーティーにお集まり頂きありがとうございます。今回盛大にパーティーを開催させて頂きましたが、今回パーティーを開催したのは、我々5人の１つの夢が叶ったからです。その夢を叶える為に、共に走ってくれた社員の皆さまには本当に感謝してます。日頃の感謝を込めまして今日は十分にお楽しみ下さい。」
場内には大きな拍手が広がる。
愛「やっぱ5人が並ぶとオーラがすごいね…、こんなにあの5人に関して無知な私でも圧倒されちゃう…」
私「うん、ほんとすごい。スーパースターなんだねあの5人…」
正直、ほんとにあの5人に関して無知な私達でもすごい会社で働けてるんだなと思う瞬間であった。
愛「そういえば5人揃ってるの初めて見た。」
私「わたしも！社内報でしか見たことなかったもん(笑)」
愛「ま、同じ会社にいてもそれだけ遠い存在ってことだね」
私「うんうん、まったく縁のない人達なんだよ」
そんなこんな話していたら御手洗いに行きたくなり、一度パーティー会場から出た。
私「っと、どこかな？」
広いホテルで歩いても歩いてもトイレが見えてこない。
私「あれ？？ここさっきも通った…」
こんなとこで方向音痴を発動した私はすっかり迷い込んでしまった。
あいにく周りに人がいない。
私「えー、どこトイレ…(泣)」
そうボソボソつぶやきながら曲がり角を曲がった時だった。
ドンっ
私「きゃ！？」
何かにぶつかり盛大に尻餅をついた。
私「イテテテッ、はっ！！すみません！！！！！」
目の前にいるぶつかった人に謝り顔を挙げた。
私「えっ…」
「大丈夫？？ごめんね？？？」
そう言って目の前にいる人が手を差し伸べてきた。
私「お、お、おおの、さん？？」
目の前に立って手を差し伸べてくれてるのは大野智さんだった。
智「ごめんね？立てる？？」
さっき愛ちゃんと縁のない人達だと話していた本人が今目の前にいる。
スーパースターに体当たりしてまった私は一気に顔が青くなり、パッと立ち上がった。
私「す、す、すみません！！私は全然大丈夫です…、あの大野さんお怪我はありませんか？？？」
智「俺は全然大丈夫だよ」
私「あのほんとにすみませんでした」
そう平謝りして、走りまわりながらパーティー会場に戻った。
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作者名：みょーちん
| 作成日時：2018年4月24日 0時
