火曜___2 ページ8
図書館。
それは、私達陰キャにとって住処である。
学校のように、。うるさくもないし、
何か言われることもない。
どうせ皆同じような境遇なのだから。
ただ、一人だけ、
違う境遇の人がいた。
それが、後の
私の"友達"であり、
"親友"である。
なんてそんなことは今は思わず、
ただの人、としか思っていなかった。
…。
火夏「どの本にしよっかなぁー…。」ボソッ
物語を読みたいな、
と思い図書館を歩き回る。
初めて見る、
"ルルの大冒険"
とかいうなんとも子供騙しな本を手に取り、
また椅子へと向かう。
火夏「え、…だ、れ?」
?「あぁ。ここ使ってたー?」
ごめんねー。
と呑気な声で席を譲る人。
とゆうか、椅子に荷物置いといたんだけどな…、
?「じゃあ。」
そう言って離れていったあの人の背中を見つめる私。
だけど見てても意味がない、と思い
また座って本を読む。
?「…い、お…、おー、おーい、」
火夏「え…。何…?」
さっきの人が声かけてきた…。らしい。
?「…閉館するよ。」
火夏「あ、そうですか。どうも。」
席、そしてあの人から逃げるように図書館を出る。
冷たかったかなぁ…。
仕方ないじゃん。と決めつけ、家へと向かう。
いや、地獄へと向かっているんだ。
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智香(プロフ) - ラヌアさん» ありがとうございます!! (2022年10月30日 22時) (レス) id: 5f18babbc5 (このIDを非表示/違反報告)
ラヌア(プロフ) - あの、文才がありすぎて思わず一気見しました(?)これからも頑張ってください!!お気に入り登録しときます!!← (2022年10月30日 22時) (レス) @page11 id: ad290be16e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:智香&紺色で藍色のウミ x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2022年8月10日 9時