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有岡「高木、の家。皆いるの？知念も、？」
山田「うん。もう終止符を打たないと。…ここまで引き伸ばしてきちゃったんだもんね。」
首を傾げてる大ちゃんの隣で、雄也の家のドアを開く。
伊野尾「大ちゃんっっ……」
知念「大貴……」
そう走りながらきた伊野尾ちゃんと知念。
有岡「ふたりとも…ごめんね？」
知念「大貴が謝ることはないよ、かといって涼介に謝って欲しいわけじゃないからね。」
……、
薮「これは、解決したのか？」
八乙女「これは黙ってなきゃいけないやつだよ、」
薮「…」
黙ったみんなを見て、俺は頭を下げた。
山田「ごめん。本当にごめん。大ちゃんも、知念も、伊野尾ちゃんも、雄也も。そして二人の代打で仕事してくれたみんなも。みんな、みんな……ごめん。」
知念「謝らなくていいって、」
有岡「そーだ！そーだ！」
山田「……でも…」
知念「うーん…、ならこれからの仕事を死ぬ気で頑張って。それでチャラにしよ、」
そう笑いかけられると何を言っていいかわからなくなる。
山田「……みんなは、それで許してくれるの、？…許してもらえなくてもいいんだけど、ね。それほどのことをしたから」
中島「いいでしょ、知念が言うんだから。」
……、なんて、優しい人たちなんだろう、
山田「俺、どこから間違えたんだろう、？」
有岡「どこも間違えてないよ。べつに。だって、俺と知念が気にしてないから。」
山田「ごめん、俺が言う資格ないけど…わかってるけど、伝えたい。大ちゃん…みんな…」
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