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伊野尾「俺さ、もう、無理だよ……」
山田「え？それは……どういうこと？」
俺の言葉に少しの苛立ちが含まれる。
伊野尾「昨日さ、大ちゃんの声久し振りに聞いて、思ったの。もう、山田を庇ってられない、大ちゃんも、知念も、助けてあげたい、。」
山田「…ふは、知念を…助けてあげたい？無理だと思うよ〜？」
違う、こんなつもりじゃない。
俺は、ただ、ただ、大ちゃんと周りの関係を壊したいだけ…。
伊野尾ちゃんを傷つけたいわけじゃないのに……、
山田「伊野尾ちゃんが原因で知念は、居なくなったんだよ？」
伊野尾「っぇ……なん、で、」
山田「分かんないよね。それを知りにいくの。」
言いたくなくても、口が勝手に動いてしまう。
山田「その為に、来てもらったんだもん。知念とも、会えるかもね？ふふ」
伊野尾「あ、れ…ここ……、」
山田「あっ…分かっちゃった？流石だね、大好きな、"ゆーやの家"だもんねぇ」
実は、雄也には連絡してない。
だから、居るか居ないかも分からないけど…、スケジュールには書いてなかったからきっといる。(勝手な想像)
山田「ゆーやも今回のキーパーソンだから。」
伊野尾「嘘、だ……」
山田「伊野尾ちゃんが想像してるのが合ってるのかは分からないけどね、？
……まぁ、この後話してみて、決めてね。俺を、俺らを助けるか、知念と大ちゃんを助けるか。」
……。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
高木「山田？、どうした？こんな時間に。」
山田「やっぱり居てくれた〜。ちょっと話したいことが合ってね。今回はスペシャルゲストもいるよ〜っ！！」
高木「……っ、伊野尾、くん？」
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