ずっと、ずっと俺だけに。 (ページ18)

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山田「雄也、大丈夫？」

そう俺が聞くと雄也は力無く笑った。

高木「俺、間違えてたのかもしれない……」

山田「どう、して？」

高木「自分の思い込みで有岡くんと知念傷つけたかもしれない、。」

雄也の言葉を聞いて、俺は正直呆れた。

そんな軽い気持ちだったんだなぁって……、

結局使えなかったな、雄也。

次の駒、どうするかな

そう、思ってた。

でも流石、雄也、とでも言うのだろうか。

次の言葉は良い意味で、俺の期待を裏切ってくれた。

高木「でもね、知念が伊野尾くんを傷つけたのには変わりはない。ここまで来たんだ。最後までやろうよ。」

そう、言って俺に不敵に笑いかけた。

山田「ふっ……、流石ゆーや。分かってるじゃん。てか、楽しんでるじゃん」

高木「次、どうするの？あ、り、お、か、くんっ」ﾆｺ

楽しんでるじゃん、と言う言葉には曖昧に笑って誤魔化してたが、そこは気にしないでおこう。←

そんなゆーやは大ちゃんの事が気になるらしい。

山田「別に何でも良いんだよね～、。」

高木「え、じゃあノープラン？？」

山田「いえすいえす」

やば～、どうするの？？

と雄也は独り言のように呟いた。

山田「まぁ、メンバーの状況に合わせる、かな」

高木「…そう。」