ずっと、ずっと俺だけに。 (ページ14)

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高木「そうだな〜…。」

山田「どーすっかあ。」

ここは俺んち。

これからどうするか〜

みたいな話してる。

高木「あ。俺有岡くんの状態見たい」

んあー…。

山田「いいよお〜こっち。」

雄也と階段を降りて、鍵が厳重に掛かってる部屋へ。

高木「厳重だな」

山田「んふふ〜。でしょお」

いくつもの鍵を外して、がちゃり。と音が鳴る。

有岡「山田ぁ…？お、おか、えりなさぃ…」

震えた声で

おかえりなさい、そう言った。

可愛かった。

有岡「あ、れ…たか、き…？なん、で」

今更だが、雄也に気付いたらしい。

高木「山田も鬼だな。帰ってきたらおかえりなさいって言わせてるの。」

大ちゃんを無視して、

俺もそうさせようかなあ

と言う雄也も、まぁまぁ鬼だと思います。←

有岡「山、田…？なんで、た、か、き…？」

状況が掴めていない大ちゃんは、

目に警戒の色を浮かべている。

山田「大丈夫だよ？大ちゃんを喰わせたりはしないから」ﾆｺｯ

高木「様子見に来ただけだしね。」

山田「今度、知念も見に行きたいなあ〜…」

その言葉に大ちゃんは目を瞠った。

そして、

有岡「二人…グルなの…？」

そう、呟いた。