・ ページ12
俺は、大ちゃんへと似ていく。
まー…
頭脳だけだけどね。
八乙女「山田と大ちゃんってなんか似てるよな」
ふと、その言葉を思い出した。
いつだったか…。
それは覚えてないけど、みんなの前で言われた気がする。
中島「ん〜…なんかわかる気がする〜でも、似てるっていうか兄弟みたい」
裕翔を始め、皆が言い始めた。
知念「大貴がお兄ちゃんで涼介が弟だね!」
雄也「イケメン兄弟だ」
伊野尾「ちび兄弟」ボソッ
有岡「ちょっ、伊野ちゃんなんか言った?!」
伊野尾「え〜。なんでもないよおー?」ニコニコ
そんな話の間、俺は嬉しかった。
だって、俺と大ちゃんが似てるんだよ。
でも、でも。兄弟は嫌だ。
兄弟だったら大ちゃんが俺のものにならないじゃん
…皆。
おれらはもう、似てるわけでもなく、兄弟なわけでもない。
ほら、みるみるうちに、鏡は消えていく。2人で、1つにもなれる。
80人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ