秘密の関係…＊.*【K.N】

緩む口元 ページ24

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撮影上がりの直帰なワタシ






スーパーに寄ることなく真っ直ぐ。






「過ぎちゃったよ」ワタシのハンバーグ









目で追いながら過ぎ去るスーパーを見送って






地下駐車場に車は入って行くわけで


いつもと変わらず地下エントランス前に停められる車









なかなか降りようとしないワタシに「食材買ってきますから

二宮さん降りて先にお風呂でも済ませててください」








アナタ前にもお風呂お風呂って一緒になら「二宮さん、ゲームの電源入れる前にお風呂ですよ！」




バタンと車のドアを閉めるタイミングに耳に滑り込んできた小嶋ちゃんの言葉






聞こえてませんよニノちゃんには〜


ハンバーグー






少し上がったテンションだけど疲れた身体は正直でゲームの電源を付ける前にソファで仮眠









次に気が付いたのはもう朝で、テーブルの上には手書きのメモ紙






"布団で寝てください！ハンバーグは冷蔵庫にあります"





文の最後に お疲れ様です。無理しすぎないでくださいね。の文字に口元が緩むのが分かって誰もいないのに緩む口を肩で押さえてみたり








だってニノちゃん、国民的スターですよ？




無理くらいしないとみんなに何も返せないでしょ






まだ予定より早い時刻に目が覚めたけど緩んだ頰が締まりそうにないから



冷蔵庫のハンバーグをレンジにかけてシャワーでも浴びますか









ゲームの電源も入れ忘れずに



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