キミがすき 03 ページ24
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「どうしよう…。明日は俺仕事なのに……」
聞くところによると、翔くんと仲のいいスタッフさんから貰ったのが、この飴で。
…どうやら、本物だったみたい。
今にも泣きそうな翔くんが、うわ言のようにどうしよう、を繰り返している。
もし、この飴のせいでこうなっちゃったんだとしたら
効果はそんなに続かないはず。
翔くんの隣に移動して、ぴったり寄り添うように座る。
涙の溜まった目尻に唇を寄せてから、翔くんの顔をこっちに向けた。
「大丈夫だよ、翔くん。明日には絶対戻ってるよ」
根拠なんて、まるでなかったけど
少しでも翔くんを安心させたくて、勝手に口から滑り出ていた。
翔くんは目を丸くしてから、微笑んだ。
「不思議だね…智くんがそう言うなら明日には本当に戻ってそう」
「ふふ、そうでしょ？…さ、ご飯でも食べようか。何食べる？」
にっこり笑った翔くんが可愛くて
思わずキスしそうになったけど、それを誤魔化すように翔くんの側から離れた。
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それから二人でご飯を食べて、お互いやりたいことをやったりしながら、滅多に過ごさないような、ゆっくりとした休日を過ごした。
描いていた絵が一段落ついて、ふとソファーにいるはずの翔くんを見ると、肘掛けを枕にして眠っていた。
そーっと翔くんに近付いて、まじまじと顔を見る。
寝顔は、いつもの翔くんと一緒なんだな。
ぷっくりした唇は、無防備に少しだけ開いていて。
夢を見ているのか、時々まつげが震える。
いつもならブランケット掛けてあげるだけだけど、ベッドまで運んじゃおう。
そう思ったら早い。起こさないようにゆっくり翔くんを抱き上げて、ベッドまで運ぶ。
そっとベッドに降ろしたところで、苦しくならない程度に唇を重ねて、寝室から出た。
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杏子(プロフ) - 智夏さん» いえ！すっかり遅くなってしまって申し訳ありませんでしたm(_ _)m 私も妄想しながら可愛いと思ってました…(笑) ありがとうございます、頑張ります♪ (2014年10月13日 18時) (
レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
智夏(プロフ) - 杏子さん、リクエスト書いていただきありがとうございます♪可愛いおおちゃんが見れてよかったです笑。テスト期間中なもんで見るのが遅くなってしまいました汗。これからも、更新頑張って下さいね(*´∀`) (2014年10月13日 16時) (レス) id: e7dcc09139 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 大宮ぁ〜!!さん» 分かります〜！挙句の果てには馬鹿にされたりもします、私 (笑) (2014年10月13日 15時) (レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
大宮ぁ〜!!(プロフ) - 杏子さん» そうそう!!さらーっと！でも、あんまり話してるとウザがられるし…。辛いです（つд；*) (2014年10月12日 0時) (レス) id: 768aa613bc (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 大宮ぁ〜!!さん» 私と全く一緒です！ さらーっと流されますよね…(笑) (2014年10月11日 20時) (レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子
| 作成日時：2014年8月10日 0時
