キミがすき 02 ページ23
大野 side
「ぎゃあぁぁあぁーーーーーー！！！」
誰かの叫び声で目が覚めた。
何事かと起き上がってみると
隣にあるはずの温もりがなくなっていて
サーッと血の気が引いていくのが分かった。
声が聞こえてきたのは…洗面所？
猛ダッシュで洗面所に行って、勢い良くドアを開けると
「…えっ？」
「あっ…」
…知らない女の子がぽつんと立っていた。
誰なのか、どーやって入ったのか、気になることは沢山あったけど
その子が今にも泣きそうな顔をしていたから、問い詰めるのは止めた。
それにしても可愛いなぁ…。
翔くんに言ったら怒りそうだな。
「さ、智くん！どうしよう！」
「えっ、」
「俺だよ？分かる？」
突然詰め寄ってきた女の子に困惑する。
だっていきなり下の名前で呼ばれて分かる？なんて言われても
おれ知らないし、この子。
…あれ？でもこの子の着てるスウェットって………
「…もしかして、翔くん？」
おれの言葉に、女の子がこくこくと頷く。
マジか…。翔くんなら可愛いって思って当然じゃん。
ほっ、と一息吐いてから、翔くんを連れてリビングに行く。
イスに向かい合って座り、もう一度観察した。
まつげ長〜い…
腕も細っちぃし、何よりおれより背が低い…よね？
あ、でもなで肩には変わりないんだ。(笑)
ふふふ、と笑うと、翔くんが睨んできた。
「面白がってないでどうにかしてよ」
「どうにかって…」
「明日までには戻んなきゃ俺仕事行けないよ！」
俺って言うの似合わないなぁ、もう(笑)
あ、そうだ。
「何か変なもの食べた？」
「変なものなんて食べてない……あっ！」
何かを思い出したらしい翔くんが、キッチンに行って何かを持ってきた。
「この飴食べた！」
翔くんの持っている小さな袋を見てみる。
なになに…？《女体化キャンディー》？
…原因発見！
.
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杏子(プロフ) - 智夏さん» いえ！すっかり遅くなってしまって申し訳ありませんでしたm(_ _)m 私も妄想しながら可愛いと思ってました…(笑) ありがとうございます、頑張ります♪ (2014年10月13日 18時) (
レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
智夏(プロフ) - 杏子さん、リクエスト書いていただきありがとうございます♪可愛いおおちゃんが見れてよかったです笑。テスト期間中なもんで見るのが遅くなってしまいました汗。これからも、更新頑張って下さいね(*´∀`) (2014年10月13日 16時) (レス) id: e7dcc09139 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 大宮ぁ〜!!さん» 分かります〜！挙句の果てには馬鹿にされたりもします、私 (笑) (2014年10月13日 15時) (レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
大宮ぁ〜!!(プロフ) - 杏子さん» そうそう!!さらーっと！でも、あんまり話してるとウザがられるし…。辛いです（つд；*) (2014年10月12日 0時) (レス) id: 768aa613bc (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 大宮ぁ〜!!さん» 私と全く一緒です！ さらーっと流されますよね…(笑) (2014年10月11日 20時) (レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子
| 作成日時：2014年8月10日 0時
