#14 ページ14
『待って、』
デ「どうした？」
『止まれねぇぇぇぇぇぇあぃぁぁぁぁ』
止まり方が分からない。
魔力のコントロールが出来ずに猪のように走る。
その先には、エースとデュース、グリムの姿が！
エ「ヤバい、Aがぶつかってくるぞ！」
『ごめん、逃げろぉぉぉぉぉぉぉ』
推し達を傷つけるのか!?
駄目だ、どうにかしないと
とりあえず魔法で目の前に壁を作る。
壁にぶつかる。
壁が砕ける。
また壁を作る。
何度かそれを繰り返すと、走るスピードが緩んだ。
急ブレーキをかけた車のように止まる。
『良かった、止まっ……』
どっと押し寄せた疲労に倒れそうになる
エースとデュースが支えてくれた。優しい。
グ「A、大丈夫なんだゾ？」
エ「Aを心配する前にまずお前が降りろよ。」
ゑ？？？
上を見ると、グリムが頭の上に乗っていた。
デ「Aが速く走れなかったのって、もしかして…」
グ「オ、オレ様のせいなのか？」
『いや、俺元々運動神経0だから。』
前の世界でも体育の授業で散々な目に会っていた。
まず体力が無いのだ。
エ「Aにそんな弱点があったなんて…」
『恥ずかしい。。穴があったら入りたい』
グ「でもちょっと良かったんだゾ」
『へっ？』
デ「Aが完璧すぎて僕たちと生きている次元が違うんじゃないかと思ってたからな。」
エ「そうそう。俺たちが勝てる部分もあるって安心したわwww」
いや君たち顔面偏差値で俺を上回ってるじゃないか。
まぁでもいっか。
『ありがとう(？)』
グ「よし、魔法石も取ったし帰るんだゾ！」
デ「そうだn……」
ゴゴゴゴ………
突如音がする。
デ「なんの音だ？」
怪「いしは、いしはおでのものだぁぁぁあ゛」
エ「げっ。またあの怪物！」
『鉱山ｯｯｯ鉱山の入り口を塞げ！』
エ「りょーかい。」
デ「いでよ、大釜！」
デュースが大釜を出し、エースが入り口の穴を崩す。
『ありがとう、時間稼ぎにはなるはずだ！』
グ「とっとと帰るんだゾ！」
俺たちは急いで鏡の間に戻った。
『はぁ、はぁ、ぁぁぁぁ。。。』
エ「ちょっと走っただけでそんなに疲れんのw」
『うるせ、しょうがないだろ……っうぐっ!?』
急に頭が痛む。体もだるくなってきた。
グ「変な声をあげて、どうしたんだゾ？」
『な、なんでもない。』
デ「疲れているのか。今日は早めに『ぐぇｯｯｯ』どうしたんだ!?」
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鏡の騎士ミロワール(プロフ) - arryさん» いえいえ！ (2022年1月23日 19時) (
レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
arry(プロフ) - 鏡の騎士ミロワールさん» ありがとうございます！初めてで何かと不安ですが頑張ろうと思います！コメントをくださって嬉しいです (2022年1月23日 19時) (レス) id: e9386ec41f (このIDを非表示/違反報告)
鏡の騎士ミロワール(プロフ) - はじめまして！凄く私好みの展開で、テンションMAXです！あまり無理をしない程度に更新頑張ってください！ (2022年1月23日 13時) (レス) @page9 id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：arry | 作成日時：2022年1月20日 16時
