ス ト レ ー ト ア リ オ カ 2 ( Daiki.A )

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有岡「うっわ、見ちゃダメ」









箸を置いて大ちゃんは自分の顔を両手で隠すと俯いた。









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『ふ、耳真っ赤 (笑)








ねぇ、よくない？お顔見たいな？』









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私は立ち上がって大ちゃんの手首を優しく掴むと、顔を隠している手を退けた。









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『顔真っ赤で可愛い (笑)』









有岡「ほら〜、」









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有岡「俺、可愛いところよりもかっこいい姿を見てもらいたいのに…、」









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『でもっ、






こうして可愛い姿の大ちゃんを見れるのはさ、私だけの特権じゃない…？』









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私がｸｽｯと笑って言うと、大ちゃんは諦めたような表情をしてくしゃっと笑った。









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有岡「…だな (笑)






俺の負けだー！




Aに勝てねぇーー」









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『ふふっ、私には勝てないでしょ？』









有岡「それはどうかな？」









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大ちゃんはそう言うと、自分が座っているところから立ち上がって、「待ってて、」と言って自分の部屋へいってしまった。









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