新たな任務へ ページ2
新しく届いた任務は、先輩の隊士四人と西の街へ向かえというものだった。
蝶屋敷に近い町で合流し、そこから目的の街へ行くことになった。
『先輩こんにちは！』
｢おぉ、来たか！｣
｢お前音柱の継子なんだってなぁ！よろしく！｣
｢昨日の任務、柱と行ったんだろ？すげぇよなぁ…｣
『いえいえ、まだまだ若輩者ですから…』
｢そういう低い姿勢もいいなぁ…柱が気に入るわけだ。まあいい、それは置いとこう。早速西へ急ぐぞ。｣
｢あぁ、もう時期日が暮れる。そしたら彼奴らは現れるかもしれないからな。｣
｢まぁこの人数で召集がかかるってことは鬼は複数かもしれねぇなあ。｣
『そうですね…俺もそう思います。あとは…異能持ちだとかですかね……』
｢なんにしろ手強い相手になりそうだ。気ぃ引き締めてくぞ。｣
『はい！』
＊.｡.:*･ﾟ＊.:*･ﾟ＊.｡.:*･ﾟ＊.:*･ﾟ＊.｡.:*･ﾟ＊.:*･ﾟ
『この街ですか…規模的になんだか俺が育った街によく似てます。』
｢そうか。ここに鬼が出るらしいんだが…｣
｢そうそう。なんでも他の街も荒らしてるらしくてなぁ…その町を辿ってくと今度はここらしいんだ。｣
え、なんか既視感ある情報…俺の父さんと母さんが死んだ時とよく似てる…
嫌な、予感がする。俺の勘が警報を鳴らしてる。
『ふ、は、、、っ、』
呼吸が詰まって少し苦しくなる。
｢どうした、北龍！？｣
『だ、大丈夫…です。ちょっと、良くないものを思い、出して…
すみません、迷惑かけて…』
｢誰だってそんな時くらいあるさ。いい思いして鬼殺隊に来たわけじゃないからな、俺たち。｣
｢そうだよ、ふとした瞬間に来るもんな。俺もそういう時あるわ〜｣
｢兎に角今回は5人で協力しようぜ。｣
｢とは言っても継子のおまえに俺たちが頼ることになりそうだけどな。｣
ケラケラと軽い笑いが溢れる。俺が暗い気持ちになったのを察して、笑わせてくれてるんだ。
なんて素晴らしい人達なんだろう。
これも、同じような境遇を経験しているからこそ分かるんだ…涙が零れそうになってくる。
この人たちと一緒に、頑張ってこの任務を終えよう。
守る、ために。
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ロマネスコ(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます！一応一週間に一回定期更新していますが、書ける時書けない時があるので長い目で見ていただければ幸いです(*^^*) (2020年8月31日 15時) (
レス) id: 87cf8bc382 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 気になるぅぅ！応援してます！ (2020年8月30日 20時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
(ー∀ー)ｲﾄ - 説明文(？)の所に善逸オチとかいてありました。ちゃんと見ずに質問してしまってすみません！！失礼しました。 (2020年8月22日 18時) (レス) id: cb2121edf2 (このIDを非表示/違反報告)
(ー∀ー)ｲﾄ - 質問です！こちらの作品は宇髄さんオチですか？？ (2020年8月22日 18時) (レス) id: cb2121edf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロマネスコ | 作成日時：2020年3月31日 21時
