私の異能力は_____『時間操作』です。【文スト】

プロローグ ページ1

太宰『Aちゃん...君は....』



太宰『君は...____なのかい？』




薄暗い探偵事務所の中、一人の少女の影はユラリと歪んだ。



真っ直ぐな瞳に見つめられながら私は言う。









『正解。太宰さんの観察力って相変わらず怖いね。』





『もう、この世界には私は要らないね。じゃぁ........』






太宰『Aちゃん、君は何者なんだい？何をしにこの世界に生まれたんだい？』







異能力を解放し、光に包まれていく私は太宰さんに優しく微笑みかけた。






『私は、過去に生きた者。そして、皆が大好きな只の一般人だよ。』









____それじゃあね。また、過去からやり直しだよ。









顔に苦笑いを浮かべながら、少女はこの世界に別れを告げた。

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