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暫くして皆が教室に戻ってきた。
さっきの爆発で校舎の壊れた瓦礫が山になって
教室、隣の美術室、そしてトイレ以外
退路を経たれてしまったらしい。
「え、これドッキリだよね…？」
「勿論、リアルだ。」
「因みにこの学校にはさっきみたいな爆弾が
至る所に仕掛けられている。」
「この教室にも爆弾があるってことですか？」
「1、2、3。…わかったら席につこうか。」
先生の声に各々席に座る。
相変わらずその場から動けずにいる私に
「A、行くぞ」
と、隼人が手を引いてくれて、
なんとか席に戻った。
先生が外を見ている間に
皆スマホで助けを求めようとするが、
そんな事お見通しな先生に
スマホと鞄を没収された。
「なんでこんな事。
一体何が目的なんですか。」
さくらがそう言えば
「気になるよな〜。」
なんて言いながら、
スマホと鞄を回収した白い袋を起き
教卓の前に立った。
＿＿ｷﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
「はい、起立！
…起立だよ、はい、き、り、つ！」
『っ…』
「おい、」
『隼人、立と…？』
私以外誰も立たないクラスを見て、
一颯先生は腕まくりをして
腕時計を皆に見せた。
次の爆発を恐れた生徒は、
各々重い腰を上げて先生の言う事を聞いた。
「どうしてこのクラスは人質になったのか。
はい、わかる人ー。
………じゃあ、宇佐美」
「はぁ？分かるわけないし。」
「いや、わかるはずだ。よーく考えて」
「…A以外、ぶっきーに酷く当たるから。」
「なるほど。
まあ、確かに教師に対するリスペクトは
A以外、ゼロだよな。
でもそんな理由でここまで
スペクタクルな仕打ちはしないよ。」
"ヒントは…他のクラスにはなかった事だ"
他のクラスにはなかった事……。
私は思わずある席を見つめた。
「A！」
明るくて
人気者で
才能があった彼女は
もうこの世にはいない。
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lee2525(プロフ) - 影山零菜ではなく「景山澪奈」ですよー！ (2020年9月21日 22時) (
レス) id: 56ee837b6a (このIDを非表示/違反報告)
佐藤結依(プロフ) - 柚月ではなく唯月ですよー！ (2019年2月18日 17時) (レス) id: 6860fcb22d (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - 間違えました！澪奈じゃなくて、作者さんは零奈でした！すみません (2019年2月7日 16時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - 澪菜の澪菜が澪奈になってると思います！間違ってたらごめんなさい！ (2019年2月7日 16時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 途中から中尾君が長尾になってますよ。それと香穂の漢字は香帆が正解ですよ。 (2019年2月2日 14時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心結 | 作成日時：2019年1月30日 17時
