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『っ…待って、隼人！
また先生を殴りに行くの…？』
甲斐「…お前には関係ねぇだろ、」
そう言って私の顔も見ずに
出ていってしまった隼人や里見くん達を
追いかけようと立ち上がると
真壁「大丈夫。俺も一緒に行くよ。」
『真壁くん…。』
私の腕をひいてくれたのは真壁くんだった。
美術室に行けば隼人と先生が言い争っていて
甲斐「中尾はどこだ。
俺達を脅すために
殺したように見せかけただけなんだろ？」
「ふっ…ハハハ」
甲斐「何がおかしい？」
「俺は優しい人間に思われてるんだな。
ちょっと待ってろ。」
そう言って先生は準備室へと入っていった。
真壁くんと顔を見合わせると
先生は準備室から出てきて
人の手のようなものを私達の方へ
放り投げた。
「中尾のだよ。
ホルマリン漬けにすれば死臭も少ない。
ちょうど明日には全部切断できる。
やるよ。」
手を隼人へと渡そうと差し出すと
男子達は腰を抜かしてその場から逃げていった。
私は何処か冷静で、美術部員ってこともあり
それが本物ではないような気がして。
『それ…本物じゃないですよね？』
「ふっ…流石にAにはわかっちゃうか。」
なんて言って、一颯先生は笑ってみせた。
で、どうした？と
少し不思議そうに顔を覗き込まれて
先生との距離が一気に近くなる。
心臓の音が急に早くなると同時に
先生の顔の痣を見ると
ぎゅっと胸が締め付けられた。
『先生がどうしてここまでするのか…
全部わかったわけじゃありません。
先生がやってる事が全部正しいのかも、
私にはわからない…。
でも！少なからず、私は先生に救われた。』
「A…」
『私にとって先生は！
一颯先生の事が大切なんです…！
先生は私に自分を犠牲にするなって言いました。
それは先生だって同じです…！
先生が苦しんでるのを見るのは辛い……っ、』
先生のカーディガンをぎゅっと掴み、訴えると
先生は私の背中に手を回し力強く抱きしめて
"ごめんな、A"と呟いた。
2days end…
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lee2525(プロフ) - 影山零菜ではなく「景山澪奈」ですよー！ (2020年9月21日 22時) (
レス) id: 56ee837b6a (このIDを非表示/違反報告)
佐藤結依(プロフ) - 柚月ではなく唯月ですよー！ (2019年2月18日 17時) (レス) id: 6860fcb22d (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - 間違えました！澪奈じゃなくて、作者さんは零奈でした！すみません (2019年2月7日 16時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - 澪菜の澪菜が澪奈になってると思います！間違ってたらごめんなさい！ (2019年2月7日 16時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 途中から中尾君が長尾になってますよ。それと香穂の漢字は香帆が正解ですよ。 (2019年2月2日 14時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心結 | 作成日時：2019年1月30日 17時
