【ONE PIECE】とろけるマカロン 5

本当に嬉しかった ページ19

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それから、1年経って約束の時が来た＿＿＿__



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キョウカ「A！他のみんなよりも早く着くんでしょ？早く準備なさい」




A「うん今行く！」





2年前よりも長くなったパステルピンクの髪。その髪は緩く巻いてあり、風邪に揺られてふわふわとたなびく。



2年前には無かった決意と覚悟のこもった瞳で、水平線を真っ直ぐに見据える。





A「もう1年……いや、2年かぁ…



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やっと会えるね…みんな」




爽やかな風が吹き渡り、Aの髪を抜けて行く。雲一つ無い青空。太陽はさんさんとAを照らしている。


出航日和だ。




キョウカ「ふふ………1年前に比べたら、更に美人になったわね。そして、たくましくなったわ。ますます私に似てきて…」



カナタ「まぁ……1年前よりかマシだな。キョウカには劣るが……そこそこ良いんじゃねェか。…おれの教えた事、忘れんじゃねェぞ」






A「うん！カナタもキョウカも…今までありがとう!!


別れ難いけど………!!! 私、ずっと会いたかった仲間がいるから…！行くね!!!!」



カナタ「おーおー…さっさと行っちまえ。こっちは清々するぜ」




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A「あとね……あのね……私、






2人がお母さんとお父さんみたいで嬉しかった！」




その言葉を聞くと、カナタとキョウカは目を見開いた。




A「私……あっちの世界で両親が居た記憶なんて全く無かったから…！


2人と一緒に居て、「幸せだな」って心が熱くなったの。2人とは血は繋がってないけど、大切なひとだと思ってる。



だから…！1年間ありがとうございました…!!!」




涙を流すキョウカに対して、カナタは肩を抱いてこくりと頷いた。



カナタ「…Aに女神の祝福が在らん事を……」





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大空に羽ばたく大きな鳥＿＿＿＿＿＿






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その軌跡には、鮮やかな虹の橋が架かっていた。






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こ…こういうの書いてると胸がこそばゆくなるのは私だけでしょうか…！

あ！あと…レイリーが一味にビブルカード渡すんですが、省いてあるだけで主人公ちゃんも貰ってます。すいません…

気付かないなんて！→←真の力を解き放って…

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