作詞。

嗚呼 ページ21

腫れ上がった目を
そっと拭いあげて
血まみれの心に
栓をしていたんだ

目じりから溢れ出す
その悲しみさえも
僕じゃ君を守れないと
そっと囁きかける

嗚呼
分かってはいたけどさ
ほら
嗚呼
もう1回をまた待ってみようとも
君は、 (君は) 君は、 (君は)
また…笑うだけだろう？

僕の写真をひっくり返した
手汗を滲ませながら
最後も、最期も、全部
いっそ忘れてしまえるなら――
君の写真も倒したいよ
涙で視界が霞む
忘れたいだけなのに、
なんで、なんで、なんで、
嗚呼…

ひっくり返った世界に
そっと祈りかけて
愛が漏れ出す心の
栓を外したんだ

また、会えたなら、嗚呼
泣けど叫ぼうと終りは来て…

もう1回叫んでみたなら
もう1回背を向けたのなら
もう1回無茶をしたのなら
全部全部叩いてみろよ！
叫んだ優しさと、
背を向けた卑劣さも、
無茶をした勇気さえ、全部。

またそうやって呟くのなら
僕が側にいてあげるから…！
またねはもう聞きあきたから
サヨナラももう慣れたから
嘘はもう終わりだよ――。


栓はどこかに行っちゃって
無邪気な世界が顔を出す
横を見るといる君を、
ずっと笑顔でいさせるためにも
僕は生きるよ。生きるから。
もう…1人はやめて。

世界で→←約束を手に握って。

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