イカガールはライダーと両片思い。【コロイカ】 (ページ16)

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44話　え、ええ！？ページ16

A「ああ、猫耳…」
私は鏡を見てため息をつく
A「あ、そうだ！」
私は頭のギアを漁った。帽子系のギアは…
あ、あった！
A「これで良し…っと、」
私はイカベーダ―キャップを装備して立ち上がる
お姉ちゃんがくれたんだよな…つけてなかったけど、
こんな時に役立つなんて。
ルル「え、どこか出かけるの?」
私はルルちゃんの方を見て笑った
A「ルルちゃん、家探すよ!」
ルルちゃんはポカーンとした顔で言う
ルル「…え？」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
A「じゃあ…次は…ここ…だね…」
ルル「そう…だね…」
私とルルちゃんは息を切らして最後の番地を見た
…どこを回っても満員でしかたない。
さっそく電話をかけてみた。
A「もしもし、今日依頼したルル代わりまして
　 Aですけど…」
大家さん『あ、承認。』
…え？
A「え、あ、え、あ、承認ですか!?承知しました!」
一瞬で解決しちゃったけど…いいのかな？
ルル「ど、どうだった！？」
ルルちゃんが期待の眼差しを送ってくる
私は目をキラキラさせながら
親指を上に向かって立てる
目がキラキラしているかはわからないけど
ルル「ははは早い気がする!」
と言いながら私の帽子を勝手にずらす
A「あ、ちょっとルルちゃん!?」
ふわっと猫耳がはみ出した
ルル「可愛い～！」
可愛いって言われるのは嬉しいけど
誰かに見られたら恥ずかしい…
アロハ「最近ゴーグルとか
　ライダーみな…ってえ！？」
私自分でフラグ立てて自分で回収した
ルル「あ、あの時の！？」
…これ遠回しでバレるかもしれない
アロハ「え、Aちゃんに猫耳？え？」
大混乱中みたい…なんと話しかければ…
ルル「え、え？」
そりゃあ混乱するよね…知ってた…
A「あの、実はこの前この子とスーパーいたの
　私で訳アリでボーイになっちゃったんですよ
　この姿はこの姿でツッコミどころ
　満載だと思いますけど」
簡潔にしゃべれたかな？
ところどころ抜けてるけど
アロハ「え、訳アリって何？」
うん聞かれるよね知ってた
ルル「え、まずこのピンクの人知ってるの！？」
A「あ、アロハさんとは色々あって…」
ルル「色々って何！？」
アロハ「そういえば最近ライダーとゴーグル
　見ないけどAちゃん知らない？」
質問攻めされにされまくってたけど一番それが刺さった
A「それは…私も知りたいです、」