信頼 ページ41
翌朝、
「……っと」
オルガはモンスターボールを入れた鞄を抱き抱える。
「行くか、ククイ博士を待たせてるかもしれないし」
オルガは頷き、アランと共にポケモンセンターを出た。
そこで待っていたのはククイ……
ではなくリーリエだった。
「リーリエ！どうしたの？」
二人はリーリエに近寄る。
「あの……ククイ博士に
「おぉリーリエ！期待のトレーナー2人を迎えにいってくれないか？こっちはもう少し準備をしてるからさ！」
と頼まれたので私が研究所にお連れすることになりました。着いてきていただけますか？」
申し訳なさそうに顔を覗き込むリーリエへ、オルガは頷く。
「えぇ！リーリエもありがとね！」
「は、はいっ！」
ふわっと微笑むオルガにリーリエは返事を返すだけだった。
しばらくポケモンセンターの南の坂を下る三人。
「こんな所に研究所があるのか……？」
アランは海が一望できる草むらを見渡した。
「はい。なんでもポケモンに囲まれて技の調査がはかどるそうです」
「私のパートナー達も役にたてるかな？」
辺りを見渡すオルガへリーリエは頷いて見せる。
「私も……トレーナーであれば博士のお役に立てたのに……ほしぐもちゃん……コスモッグの事で大変お世話になったのです……」
リーリエは一瞬目を閉じるとソッとコスモッグの入った鞄を撫でた。
「コスモッグは遠い所からやって来た珍しいポケモンです。不思議な力を秘めていて……私、危ないところを助けてもらったことがあるんです。
それ故必要としている人がいて……ですから博士やハラさん、信頼できる人にだけコスモッグの事を伝えています」
オルガとアランは張り詰めた空気に黙ってしまう。
と、
リーリエが足を止めた。
「吊り橋での力のことは……3人だけの秘密と言うことで改めてお願いします」
ペコリ、と頭を下げた。
「信頼されてるんだ、私とアラン……嬉しいな！」
「守り守られる関係……リーリエとコスモッグにはそれ以上の関係が築き上げられていると思う……約束は守るから安心してくれ」
二人の言葉にリーリエはホッとしたように笑みを見せた。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
