遠い？ ページ34
「負けちゃった！？」
「あーあ……残念……」
兄弟は残念そうにポケモンを戻す。
「お疲れ様、無理させてごめんね……」
オルガはニャビーとアランと共にアシマリを糸から外した。
「お姉さん達、絶対初心者じゃないでしょ！何者なの？」
その言葉に少年も頷く。
「ん？ただの観光客！」
「バトル好きを拗らせただけだ」
オルガとアランはそう言い、顔を見合わせると悪戯っ子のように笑っていた。
「へぇ〜……カロスって地方から来たんだ！」
「旅行してるんだろ？いいなぁ〜……！」
一緒にリリィタウンへ行くことになった兄弟が目を輝かせる。
「他の地方も旅してたことがあるんだ！楽しかったよ〜……！」
オルガは懐かしそうに腕の中のアシマリを撫でる。
「カロスも他の地方もアローラから遠い？」
「少しだけだよ。行こうと思えばすぐに行ける」
少し寂しそうに訪ねる少年へ、そう返したアランに同意するようにニャビーが頷く。
「よかった……私も弟もアローラの島巡りの次は別の地方を旅してみたいんです！」
「島巡りするんだ！じゃあまた会うかもね！」
少女を振り向き、オルガは楽しみが増えたと笑う。
「次会ったら負けないからね！勝負が好きなカプ・コケコに誓ってやる！」
少年がグッと拳を握り締めた。
「カプ・コケコは勝負が好きな守り神なんだな……」
アランが感心したように呟く。
「そう！カプ・コケコは勝負が大好きらしいわ！見るのもするのも！」
「バトルしてみたいな…」
少女の説明に、オルガが呟くと同時にリリィタウンが見えてきた。
遠目からも分かるくらい松明などで明るく飾り付けられている。
「あ……大変！準備抜けたの怒られる！！」
「バイバイ！」
姉弟は慌てて走っていった。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
