不安と回想1 ページ39
閑也side
なんで今頃のあの時の夢…
現実では…痛くないよな…？
再発してないはず…
いや、もしかしたら
なんて考えたくないけど、考えてしまう
ガチャ
龍也「しずー、タオル持ってきたよ」
閑也「ありがと。」
龍也「はい、」
閑也「はぁ〜。。」
龍也「あの時のままだった？」
閑也「うん。そのまま」
龍也「そっか、」
閑也「あの時…苦しかった」
龍也「。。。」
閑也「なんもわからなくなって、気づいたら違う場所にいた」
龍也「びっくりしたよ」
閑也「そんなに？」
龍也「俺は、中3だったから受験に向けて、図書室で勉強してたの、そしたら先生が走ってきて閑也が倒れたからはやくこいって。」
〜回想〜
龍也side
友達「今日、放課後遊ばね？」
龍也「ごめん、そろそろやばいから。受験」
友達「そうだよなー、じゃまた今度」
もう、部活も引退したから図書室で勉強しよ
あー、わかんない…
バタバタ
誰だよ、廊下ぐらい歩いてようるさいな
ガチャ
え？図書室に用あるの？
先生じゃん
先生「いた、龍也。」
龍也「え、あ、なんですか…？」
先生「落ち着いて聞いてくれ、閑也が」
龍也「しずが…？」
先生「倒れた。今は体育館で保健の先生たちから応急処置を受けてる。救急車がくるまであと10分。いいから、龍也もこい」
え、どいうこと…？倒れた…？
龍也「は、はいっ！」
とにかく急いで走った
今までにないくらいの速さで走った
龍也「閑也！」
閑也「ﾊｧﾊｧﾊｧ、ﾋｭｯ、」
とにかく苦しそうにしてるしずを
ただただみるだけだった
龍也「しずー、もうちょっと頑張って。痛いよね。苦しいよね。ｸﾞｽｯ」
龍也「はやく楽にしてもらおうね、だからもう少しだけ頑張って。」
ーーーーーーーーーー
気づいたら病院にいて
処置室の前のイスに座っていた
なんで今頃、
だって、発作起きてなかったじゃん
5才の頃心臓の病気にかかってた
でも、お医者さんも驚くほどすぐ良くなった
ってお母さんは言ってたし
定期検診でも異常はみつかってなかった
なのになんで…
薬だってちゃんと飲んでた
なんで、なんで…
母親「龍也。大丈夫。きっと大丈夫。だって閑也は強いから」
そうお母さんは言ってくれる
のえる「ふぅ〜、急いで部活終わらせてきた」
母親「でも、長くはここにいれないのよ。海斗たちがいるから」
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アロマ - ユルピさん» コメントありがとうございます!読んでいただきありがとうございます!過去のことは、これから話を進めていく予定です。上手くかけるかわかりませんが、引き続き読んでいただければ嬉しいです！ (2020年4月23日 23時) (
レス) id: f54c6b4095 (このIDを非表示/違反報告)
ユルピ - いつも楽しく読ませてもらってます。トラジャちゃんの過去のお話が気になります！ (2020年4月23日 23時) (レス) id: 6f55038cc0 (このIDを非表示/違反報告)
アロマ - みゆさん» ありがとうございます！これからも、読んでいただけると嬉しいです！ (2020年4月3日 15時) (レス) id: 2d051179af (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - いつも楽しんで読ませてもらっています！これからも応援してます！ (2020年4月3日 0時) (レス) id: f0e239e86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロマ | 作者ホームページ：http://Umimi
作成日時：2020年3月27日 13時
