第五十七話 ページ8
．
「爆弾の場所は――――」
乱歩の指が地図の上に落ちる
Aは乱歩に向けて居た視線を地図へと向ける
「ここだ。
成る程、確かにこの場所なら石油コンビナートからも近い
でも、この人は今、
�爐△譴蓮�異能力では無いよ��
�爐世辰董�Aが
なら、私が
�爐修譴論簑个僕�り得ない‥‥‥��
今度は
二人の声は、私にしか届かない
私にしか、聞こえない
�爐△寮椎�は異能者じゃあ無い、普通の人間さ��
なら、あれは―――乱歩さんのあれは異能力じゃなくて、推理？
一個の人間が、観察と推断を基礎として、一瞬で論理的結論を導き出したって事？
�爐修Α槌爐蓮�Aや太宰より……上��
『凄い‥‥』
ああ、だから治お兄ちゃんは驚いたのか
異能力者ならば唯の現像。感心こそすれ驚きはしない
けど乱歩さんのあれは誰もが持つ思考力を働かせた結果
アラムタが監視を撒いて姿を消したのが二日前
そうすると、石油施設中枢に入り込む許可証や、内部業者としての偽装は間に合わない
一番簡単なのは、現金で
そこに爆弾を積載して石油施設付近の駐車場に放置する手管
爆弾の有効殺傷範囲が二百
それ以下の距離に石油保管
この条件に合致するのが―――――‥‥この、釣り具屋
地図を見ながらじっとして居たAだが
国木田と太宰が居なくなっている事に気付いた
『ヤッバ…。国木田君達追いかけないと！』
「追わなくて善いの！。僕と一緒に少し話そう。そしたら、君の知らない情報をあげるからさ」
『知らない情報とは…？』
「それは僕との話が終わった後！
国木田には僕が先に行けって言っておいたから、叱られる事はない」
乱歩の翡翠色の瞳が、Aを貫く
まるで有無を云わせぬような鋭い眼に、Aは足を止めた
『…判りました』
Aは眼を逸らしたら負けなような気がして、乱歩の眼を見つめ返しながら小さくそう、呟いた
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森ミク(プロフ) - ルムさん» わわっ、本当ですか…！嬉しいです、有難う御座います！ (2020年9月4日 19時) (
レス) id: c515606cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ルム - 森ミクさんの作品愛読させてもらっています。全部 (2020年8月30日 18時) (レス) id: cfcfb7c0ae (このIDを非表示/違反報告)
森ミク(プロフ) - ルムさん» 有難う御座います。一日一話更新出来るように頑張りますねっ…！ (2020年8月26日 18時) (レス) id: c515606cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ルム - 頑張ってください!!! (2020年8月26日 6時) (レス) id: cfcfb7c0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森ミク | 作成日時：2020年8月25日 19時
