異能特務課の残念少女 【文スト】×【名探偵コナン】

第十四話 ページ17

あと数秒で国木…ママから連絡が来るな



『連絡が来るから一寸、席外すわ』



此奴等に聞かれたら確実に面倒事になるからな



哀「そんな事判るのかしら？」



コナン君から離れずに聞いてくる灰原さん

…どんだけ警戒されてるの？



『私は馬鹿じゃあない。判らない訳が無いよ』



笑顔で返すと怯えられた。非道っ



コナン「此処で話せばいいんじゃないかな。…それとも、聞かれちゃ駄目な事なの？」



その大人びた雰囲気は隠しておいた方が善いと思うな



『子供に聞かれたく無い話では有るな』



多分、ママに怒られるから



«〜〜♪»



子供の教育上、それを子供に聞かれるのはよろしくない

と、うずまきのおばちゃんに云われた



安室「出ないんですか？」

『出る。だけど、この話誰にも教えるなよ？あと、静かにしてろ』

「うん！」/「勿論です」

『…もしも〜し、ママ？』



巫山戯るよ。だって相手が国木田君だもん



《だ・れ・が！貴様の母親だ！！》



ほら、一言目から怒ってるじゃん



『誰って勿論、国木田君だよー』



聞いてる三人もビックリしてるし



《俺は貴様の様な奴等の親になった覚えは無い！》

『うん、通常運転だ。それで？要件は何??』

《A…お前、太宰の奴に教えただろ》

『うん。教えたよ』



国木田君が愛用してる手帳職人の連絡先



《!!?何故お前等兄妹は揃いもそろって俺の仕事の邪魔ばかり…！》



シスコン包帯野郎は嫌いだけどそういう所は好きだからな



『だって面白いじゃん、人の仕事の邪魔すんの』



灰原さんに至っては白い目で見て来るよ



《…真逆とは思うが今の職場でも『勿論、上司の邪魔してる☆』…おい！》

『だって無理矢理引き抜かれたんだよ？それ位我慢して欲しいね』

《相変わらず…彼奴は妹をどう育てたんだ。否、お前は如何育ったんだ！》



眼鏡君は目が点になってる



『国木田君も相変わらずの五月蠅さで安心したよ』

《一体誰のせいだと思ってるんだ、お前は!?》

『包帯無駄遣い装置兼シスコン野郎』



この一言で安室さんも呆れたような顔になった



《…確かに其れも有る。が、お前のせいでもあるからな！》

『誉めても何も出ないぞ？』

《お前は！如何してそうも太宰と似てるんだ!?》

『馬鹿にしてる？』



持っていた珈琲カップを壊してしまった

珈琲入ってなくて良かった

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