第78話 京都へ遠征 ページ29
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突如、ゾクリとした悪寒がAの全身を包んだ。
「？どうした」
『いや、何でもない…』
後頭部から背中にかけて悪寒がはしり、Aは身体を震わせた。
ここにはメフィストがいないのに何故か嫌な予感がした。
自分の目の届かない場所で何かまずいことが起ころうとしている。
そんな予感が。
「アタシの傍から離れるなよ」
『？シュラちゃんが私の監視役なの??』
「違う。京都に着くまでの間、お前がしでかさないようにだ」
――確かに。サマエルに無理矢理増援部隊隊長を押し付けられたんだっけ？
でも上一級
まだ直接見たことはないがシュラちゃんは魔剣の使い手。
はっきりとした悪魔の名前まで知ることはできなが、�狄性瓩反鬚瓩蕕譴訥�強力な悪魔だ。
他の人間は絶対に気づかない。
悪魔と関わり過ぎた私だからこそ分かる気配。
分類としては多分、
『了解。燐くんとはなるべく近付かないようにするね』
「そうしてくれるとアタシが助かる」
Aはシュラをジッと見つめる。
「なんだ？」
『シュラちゃんの髪色って燃える炎みたいで綺麗だな〜って』
「お前の紫にも見える黒髪の方が綺麗だろ」
シュラは一纏めにした髪を触りながら隣を歩くAを見る。
ハイヒールを履いていても自分より低い身長。
線が細いが出るところはしっかりと出ている身体。
可愛い系の顔と美しい所作。
メフィストに目をつけられたのが哀れに思えてくる。
『私はシュラちゃんの隣の席に座れば良いの？』
「ああ、お前が窓側でアタシが通路側だ。その前に説明事項があるから終わるまで隣で待機な」
『は〜い』
Aはゆるく返事をしながらシュラを見る。
自分とは正反対な露出の高い服装。
高身長でスタイルも抜群だ。
ぽってりとした厚い唇も色気がある。
異性からモテるんだろうな、とAは思った。
「へい、ちゅうもーく。アタシは今回ムリヤリ増援部隊隊長押し付けられた霧隠シュラです！
隣のコイツは今回補佐役に回ってもらうA・ナアマ。ヨロシク！」
上司とはいえ押し付けてきた相手がメフィストだったので
シュラは不満を隠しもせず眉を歪めた表情で今回同行する
『補佐役のナアマです。宜しくお願いします』
Aは小さくぺこり、と頭を下げた。
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森ミク(プロフ) - 白い悪魔Loveさん» 表紙とっても素敵ですよね！プレゼントして頂いたものを使わせて頂きました。メフィストの妖しさも表現できているなら嬉しいです！メフィストはお茶目でも悪魔としての顔も持っているのでその違いをしっかりと伝えられていればな、と思います…！ (3月2日 21時) (
レス) id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔Love - 表紙めちゃくちゃ素敵ですね！メフィストの大人っぽい感じの表現や作者様の色っぽい文章にとても惹き付けられました。青の祓魔師の夢小説の中で1番この作品が好きです‼️更新頑張って下さいませ。 (3月1日 22時) (レス) id: 3d805667a2 (このIDを非表示/違反報告)
森ミク(プロフ) - アコさん» コメントありがとうございます。イラストの方ですが扉絵として掲載しようと考えております故しばしお待ちいただければと思います。 (2月29日 14時) (レス) id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
アコ - 続編おめでとうございます🎊🎉この作品とても好きなのでいつも更新楽しみにしております！できれば夢主ちゃんのイラスト見てみたいです！ (2月28日 20時) (レス) @page8 id: 03d0b92719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森ミク | 作成日時：2020年4月9日 14時
