第52話 金色の正騎士 ページ3
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Aの目の前に広がるのは沢山の木々と、その鮮やかな緑を上書きするような青い炎。
『エンジェル？天使なんて名前つける人いるんだ』
扉をもう少し開けてみると、南號灯台という建物の上に金髪で全身真っ白な人物が見える。
その姿からして学園の生徒でもなければ教職員でもないことが伺える。
なぜだかAはあの場所へ向かうことに躊躇し、盗み聞きをしていた。
意を決したAが足を扉の向こうへ進めようとした瞬間。
エンジェルの目の前にピンク色のファンシーな煙がポンッと出ると、
その煙の中から燐とメフィストが出てきた。
「おや、お久しぶりですねエンジェル。
この度は��
二人の登場により、皆の意識がエンジェルから燐に向く。
燐は依然、獣のような唸り声をあげている。
Aの見た青い炎を纏った人物は、まごうことなき燐本人であった。
「“もしそれが…サタンに纏わるものであると判断できた場合。即・排除を容認する”
…シュラ。この青い炎を噴く
メフィストが降魔剣を鞘に納めるとキンと金属特有の冷たい音が響いた。
鞘に刀身が入ったことにより纏っていた青い炎が消え、燐は意識を失う。
「メフィスト…とうとう尻尾を出したな。
お前の背信行為は
「…私は尻尾など出してませんよ。紳士に向かって失敬な」
“起きなさい。魔剣同士の戦いなど、そう見られるものじゃない”
メフィストは嗤いながら、気を失ってしまった燐にヒソヒソと声を掛け起こす。
Aは扉を挟んで向こう側に居るのでエンジェルとシュラのやり取りは見えない。
しかし激しくぶつかり合う金属音と悪魔の気配によって何が起こっているかは察していた。
「シュラ。何故このサタンの仔を守る。メフィスト側に寝返ったのか？」
シュラの背後をとったエンジェルは魔剣の切っ先をシュラの首元にあて問う。
「なワケねーだろ」
「まさか、死んだ師の遺志に添おうとでも思ったのか？
あんな歴代
「ちげーよクソバカハゲ!!」
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森ミク(プロフ) - 白い悪魔Loveさん» 表紙とっても素敵ですよね！プレゼントして頂いたものを使わせて頂きました。メフィストの妖しさも表現できているなら嬉しいです！メフィストはお茶目でも悪魔としての顔も持っているのでその違いをしっかりと伝えられていればな、と思います…！ (3月2日 21時) (
レス) id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔Love - 表紙めちゃくちゃ素敵ですね！メフィストの大人っぽい感じの表現や作者様の色っぽい文章にとても惹き付けられました。青の祓魔師の夢小説の中で1番この作品が好きです‼️更新頑張って下さいませ。 (3月1日 22時) (レス) id: 3d805667a2 (このIDを非表示/違反報告)
森ミク(プロフ) - アコさん» コメントありがとうございます。イラストの方ですが扉絵として掲載しようと考えております故しばしお待ちいただければと思います。 (2月29日 14時) (レス) id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
アコ - 続編おめでとうございます🎊🎉この作品とても好きなのでいつも更新楽しみにしております！できれば夢主ちゃんのイラスト見てみたいです！ (2月28日 20時) (レス) @page8 id: 03d0b92719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森ミク | 作成日時：2020年4月9日 14時
