悪女が転生前を思い出してモブAになるまでのお話【呪術廻戦】

7.休日2日目 ページ10

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まあ、そんなこんなで夜蛾ちゃんに有休を1週間程度貰えることになったよ！

そして今日は2日目。


え？1日目じゃあないのかって??

そりゃあ呪術師なんて毎日人手不足なんだから仕方ないよ。

私は納得できねえけど(口悪い)


いやさ、昨日担任のトコに行ったんだけど任務でいない訳よ。

そして七海と灰原も担任に同行してて教室はもぬけの殻。

だからさ、夜蛾ちゃんトコまで行ったんよ。


そしたらさ、あの強面なんて言ったと思う？

「今日から1週間の間、有休をとれ」って言われたの。



で、思った。『何で明日からじゃねえんだよ』と。

今日(正確には昨日)なんてほぼ保健室でボーっとしてたくらいだよ？



確かに1日何もしてないからその日も休日にカウントするってのは間違いじゃない。

でもさ、私って高専に来てから土日祝日、ただの一度も休んだこと無いんだよ!?

そんな頑張ってきた私に昨日から休日だー、なんて言うかな普通。

言わないよね!!?



どれだけ(記憶取り戻す前の)私が働いてきたと思ってるの？

大人顔負けのハードワークしてたよ？

社畜中の社畜だよ??




『まあ、夜蛾先生なりの優しさなのでしょうけどね』




何処で誰に聞かれてるか分からないから、口調は以前のまま上品に。

心の中はあらぶってるけど仕方ない。

転生前も猫かぶりを欠かさなかった私だからストレスにはなんない。


だって他人に本性を見せるのって弱点にもなり得るでしょ？

まあ、私から見て彼女(記憶取り戻す前の私)は完璧だったから弱点なんてほぼ0だけれども。



強いて言うなら、努力のしすぎ＆任務のしすぎ＆性格こじらせすぎ位。

私からすればそんな所も可愛いから許せたんだけどね。



―――――自分の寮部屋に戻ってから気づいたんだ。






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私のクローゼットの中の服の量が少なすぎると言うことに。

これはヤバいっしょ。

こんな可愛いくて美しいお顔をお持ちの方が、オシャレに興味ないだなんて……残念過ぎる!!!


この顔は化粧しなくてもモデルと張り合えるくらいなのに！

何で！服が地味なモノしかないんだよ!!



「天は二物を与えず」って言うけどさ。

流石に容姿端麗・頭脳明晰・品行方正・文武両道の四拍子与えたなら

ファッションへの興味関心の心を持たせてくれても良かったよね!!?




ということで2日目にやる事―――――‥‥




『まずは服を買いに行きましょうか』



この容姿はいかさないと大損だしね。

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