【妖怪ウォッチ】妖怪ウォッチdaze"目を集める話"

アウターサイエンス ８ ページ26

シニ「何故だ.....！」

おれはヒビトの使っていた机をドンッと殴り付けた。

シニ「おのれ.....晴明....！」

あの忌まわしき神蛇と結託し、おれを封印しようとした陰陽師、安倍晴明の子孫のガキが、街に結界を張り、ようやく外へと出た人魂喰いを街の外へと追いやった。

シニ「何処までもおれの邪魔をする....！？」

６年も懸けて造り上げた計画が、ことごとく潰されていく....しかも、あの時消した筈の、ヒビトの娘が、妖怪となって復活していた。こんな所業が出来るのは、只一人。

シニ「神蛇の差し金か.....」

神蛇のチカラは強大だ。人間一人転生させる事など訳はない。だが、何の為にあの小娘を....

シニ「......まぁ、良い」

考えても仕方がない。どうせ、全て消してしまうのだから。

おれを化物として産んだ、この世界を.....

普通に、人間に産まれたかった。普通に生きたかった。








おれは、カンニバリズム計画を完成させ、この世界に、ざまあみろよって、嗤ってやるんだ。






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