可愛い大ちゃん 4

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あったかい…

すっごく心地良くて、ずっとこのままでも良いくらい。

でも、俺は目を開けた。
だって、隣からもっと暖かくて優しい気配を感じたから

薮『起きたの？』

有岡『…うん』

薮『まだ早いよ？』

有岡『でも、薮ちゃんも起きてんじゃん』

って少し揶揄ったら

薮『いやぁ〜…大ちゃんの寝顔可愛くて』

とちょっと困った様子で答える薮ちゃん。

有岡『答えになって無いんですけど』

そう言うポンコツな所も好きだけど

…あ、思い出した

薮『仕事のこと？』

有岡『へ？何で…』

薮『顔見れば分かるよ笑
　 …それに、大丈夫だから。』

有岡『…』

薮『え、ちょ、信用してないの！？』

俺が無言だと、そう言う意味に受け取った薮ちゃんが
慌てて、｢マネージャーさんにも連絡したし…｣とか
言い訳の様に言い出した。

…かわい。

有岡『してるに決まってるでしょ』

と俺が言ったら､彼はたちまち笑顔になってこう言った｡

薮『良かった〜』


…俺も気持ちちゃんと伝えなきゃね。

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