可愛い大ちゃん 3

アリー様リクエスト hjsk 1 ページ16

佐木side

僕には最近悩みがある。

それは、なんだか付けられている気がする事だ。

僕だって普通の高校生だし、そんな物好きな人は
居ないと思う。...けど...

やっぱりおかしい。

1人なはずなのに後ろから「コツコツ」と言う歩く音

それに気配も感じる。

佐木『はぁ〜...』

金田一『どーしたんだ？』

佐木『あっ、先輩！』

この人は金田一一。

あの金田一耕助の孫。

僕と同じミス研の部員で先輩。

...僕が片想いしてる相手。

でも...先輩には幼馴染みの美雪先輩がいるし...

やっぱり...僕には無理だよなぁ...

って、いけない！話がそれちゃった！

金田一『んで、なんかあったのか？』

佐木『え？いや、何でも無いですよ！』

先輩に迷惑をかける訳にはいかないのでなるべく
隠し倒したい。

金田一『ふ〜ん...なぁ、佐木知ってるか？
　 人って嘘つく時に左上を見るんだってさ〜
　 ...お前、今思いっきり見てるぞ。』

佐木『へぇ！？そ、そんな事無いです！』

金田一『はは、お前、分かりやすいな。
　 明らかに動揺してる。』

佐木『っ！...やっぱバレました？』

金田一『バレてるバレてる。大分前からバレてる。』

佐木『はぁ...』

なんで僕はこんなにも分かりやすいんだろうか...

ちょっとでも人を騙せる位にはなりたかった...

金田一『で、佐木、話せよ。何があったか』

佐木『実は...』

アリー様リクエスト hjsk 2→←moka様リクエスト cnnt ※裏表現あり　12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す