愛して【短編集】 (ページ4)

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【瀬名泉】ページ4

『瀬～名っ』

ほらまたきた.
最近よく俺のとこに来るこいつ

瀬「…」

はっきり言ってちょ～うざぁい!!

『なぁなぁ、無視すんなよー』

瀬「…はぁ」

じゃあ話しかけないで、って言いたいけど
絶対面倒なことになるよねぇ…

『なぁってばー』

瀬「あのさぁ…」

少しは静かにして、と言おうとしたら

『…泉』

瀬「…っは、ぁ？」

心臓の鼓動が速まった

そのまま腕を引かれて

瀬「…っ!!」

Aに抱きつく形になった

瀬「ちょっと…離し『泉…』…!!」

耳にAの息がかかって

瀬「な、何…」

そこだけ熱くなっていく

『…俺のこと、』

Aは悲しげな顔をしていた

『…拒否しないで…？』

瀬「…、」

そんなのずるい、

そんな悲しそうな顔されたら

瀬「…っ、あ」

何も言えなくなる

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

(「わ、かったから離して…」)

(『それはお断りしまーす』)

あああああ意味不明だ死にてえええええ