えらくてえらい (ページ2)

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ドアを開けようページ2

ピピピピピピピピ
カチッ

『ん〜...行くか。』

パジャマを着替え、新しいことをしたいと思ってる自分だけを連れてドアを開ける。
旅と言ってもそんな大掛かりなことが一日でできるはずもなくて。まずは近くの公園にでも行ってみようと考える。

公園ついて辺りを見回すと成人くらいの大人3人がブランコに乗って話している。
ちすこし離れたベンチに座って考え事をしてる振りをしながら聞き耳を立て話を聞く。我ながら最低だ。

「だから！なんで簡単に諦めんのかがマジで意味わからん！夢だったんだろうがよ！１回失敗したくらいで挫けてふざけんなよ！」

「だまれよ！俺にとってあれがどんなに難しい判断をしたチャレンジだったなんて一ミリも知らないくせに！」

「分かってたよ...でもなんも出来なくて...俯いちゃってなるせのことから目...伏せちゃって」

勝手に体が動いて

『もう1回夢見てもいいんじゃないですか？
夢に回数なんてないですし。
動き出せば変われますよ。』

「えっ...？」

やっちゃったよ何してんだよ自分。
それ1番説得力ないだろ。
ほら相手も困っちゃってる

「そうだよなるせ！もう1回！もう1回だ！」

「為せば成るから！絶対に！」

さっと逃げるように家に帰る。
やっちゃったけどいい雰囲気になったっぽいしいいのかな
いいことにしとこ
正直続きが気になるけど眠気が襲ってきて倒れるように眠った